STORMが7億円超を投じ革新加速。日本セミナーで最先端技術を解説

STORMのロゴ

ボウリング業界最大級の展示会「ボウル・エキスポ」において、Storm Products(ストーム)が約500万ドル(約7億5,000万円)を投じた新たなイノベーション部門の設立を発表し、大きな注目を集めた。

発表には、同社社長のタイラー・ジェンセン氏と、長年にわたり技術開発を牽引してきたハンク・ブーマーシャイン氏が登壇。ブーマーシャイン氏は最高技術責任者(CTO)に就任し、新部門の中核を担うことが明らかとなった。ジェンセン氏は「リスペクト」「チームワーク」「イノベーション」という企業理念を体現する取り組みであると強調し、「私たちは変化を待つのではなく、自ら新しい価値を創造していく」と語った。

ブーマーシャイン氏は、これまで25年にわたる研究開発の歴史を振り返りながら、カバーストックやコア技術の進化、さらにはAI技術の活用など、同社が築いてきた革新の積み重ねを紹介。今後はボウリングボールの性能向上にとどまらず、ボウラーやコーチ向けのテクノロジー、トレーニングツール開発にも領域を広げていく方針を示した。

また、この新部門による第一弾製品として、最新ボウリングボール『Storm Transformer™(ストーム・トランスフォーマー)』がすでに発売されている。次世代型コア「モーフ-ウィング™コア」を採用し、ドリル加工によって内部の質量分布が変化することで、従来とは異なるボールリアクションを実現する革新的モデルだ。ROTO GRIPの新シリーズ『HP5』の第一弾として位置づけられ、中〜中重オイルコンディションに対応。V-R1™ソリッドリアクティブカバーと組み合わせることで、高いフレアポテンシャルと強烈なピンアクションを両立している。

こうした世界的な技術革新を受け、日本では総代理店であるハイスポーツ社がボウリング場関係者向けセミナーを開催することが分かった。セミナーにはブーマーシャインCTOが登壇予定で、新部門のビジョンや技術戦略、さらにStorm Transformerをはじめとする最新製品の開発背景について講義が行われる見込みだ。

世界規模で進むボウリング技術の進化が、日本の現場にどのような変化をもたらすのか。業界関係者の関心は高まっており、今後の展開に注目が集まる。

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