2025年のプロボウリング男子新人戦『コロナワールドカップ』が、8月30日から31日にかけて名古屋市のコロナキャットボウル中川店で開催される。公益社団法人日本プロボウリング協会(JPBA)が主催するこの大会は、新人プロや全国から集まったアマチュアが挑戦する登竜門として位置づけられており、将来のスター選手誕生に大きな期待がかかる。大会名は会場提供と協賛を担う「コロナワールド」に由来する。
出場資格を持つプロは69名で、今年はそのうち65名がエントリー。アマチュアも47名が名を連ね、総勢112名が参加する。予選はA・Bの2シフトに分かれて各8ゲームを投球し、プロ24名、アマ18名が準決勝に進出する仕組みだ。さらに準決勝を経て、プロ・アマ各8名が決勝ラウンドロビンに進み、最終的にステップラダー方式で優勝者を決定する。形式の多様さから、安定感と勝負強さを兼ね備えた選手が上位に残ると予想される。
初日の8月30日は、午前にAシフトが開始され、午後にはBシフトが登場。予選を通過した選手を決定した後、開会式が行われる。2日目の31日は朝から準決勝が行われ、通算スコアによって各部門の上位8名が決勝ラウンドロビンへと駒を進める。午後には総当たり戦が展開され、その後は各部門3名によるステップラダー方式で優勝を争う。決勝戦は夕方に行われ、表彰式や写真撮影を経て大会の幕が下ろされる予定だ。
会場のコロナキャットボウル中川店は、最新設備を備えた名古屋市内有数の大型ボウリング場で、観戦環境の良さでも定評がある。プロキャリアを歩み始めた新人たちにとっては、自身をアピールする絶好の舞台であり、アマチュアにとってはプロの壁に挑む機会でもある。夏の終わりを彩る熱戦は、ファンにとって新しい才能と出会える場となりそうだ。