パヨンク、なりすまし被害に怒りと無力感「私は先にDMを送らない」

ダリア・パヨンク 写真:PWBA

女子プロボウラーのダリア・パヨンクが、8月25日に自身のSNSを通じてなりすましアカウントの被害について心境を語り、ファンに注意を呼びかけた。

パヨンクは「ただただ悲しいです。詐欺師が私を装っているせいで、私が人のお金や夫を奪おうとしていると信じてしまう人がいるのです」と切り出し、「最悪なのは、それを自分では止められないことです」と無力感をにじませた。実際に、偽アカウントを信じ込んで彼女にメッセージを送ってきた人に対しても「気の毒に思うし、悪意は一切ない」と理解を示しつつ、「それが偽アカウントの残す被害なのです」と悔しさを吐露した。

さらに「詐欺師は卑劣なことをします。そのせいで私は無力感と怒りを同時に覚える」と強く非難。こうしたなりすまし行為は、本人だけでなく周囲の人々にも疑念や不信感を生み出し、SNS上の健全な交流を大きく損なうものであると訴えた。

そのうえでパヨンクは「私は個人的に知っている人以外に、こちらから先にDMを送ることは絶対にありません。もし私からのように見えるランダムなDMを受け取ったら、それは私ではありません。どうかブロックして通報してください」と呼びかけ、安全の確保を強調した。

SNSの普及に伴い、有名人や著名アスリートを装った詐欺行為は後を絶たない。パヨンクの発信は、こうした被害の深刻さを示すとともに、利用者一人ひとりが冷静に対応し、加害者を許さない姿勢を持つことの重要性を改めて浮き彫りにしている。

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