日本初デフリンピックとは?日本代表ボウラー進藤の意気込み「メダルを…」

デフリンピックのロゴ

聴覚障害者のための国際スポーツ大会「デフリンピック」は、4年に一度開催される世界規模の大会であり、オリンピック、パラリンピックと並ぶ大舞台です。今年11月、日本で初めてそのデフリンピックが開催され、国内外から多くのアスリートが集います。種目の一つであるボウリングには、日本代表として複数の選手が選ばれました。

そのボウリング競技で日本代表に選ばれた一人が、愛媛県出身の進藤隆夫選手です。Facebookに公開された自己紹介ビデオの中で、進藤選手は力強く意気込みを語りました。「自分の目標は、チームワークを良くし、メダルを獲得することです。そのために合宿も一生懸命頑張ります」

シンプルでありながらも、確かな決意と情熱が伝わる言葉でした。代表選手としての責任感と、仲間と共に挑む姿勢が映し出されており、その眼差しからは日本代表としての誇りが感じられます。

デフリンピックのボウリングは11月17日から25日まで東京で行われます。競技は国際ルールに則って進められ、世界各国から強豪選手が集う舞台。進藤選手が掲げる「チームワーク」と「メダル獲得」の目標は、まさにこの熾烈な戦いに挑む上で欠かせない鍵となるでしょう。

また、進藤選手は大会を前に地元・四国中央市役所を訪れ、大西賢治市長と手話通訳を交えて懇談しました。「最高の舞台に選ばれたことをとてもうれしく思います。必ずメダルを取りたいです」と語り、大西市長からも「ベストを尽くしてください」と激励を受けました。その後、大会PRカーの前で記念撮影に臨み、地元への感謝と決意を新たにしました。

地元の期待を背負い、世界の舞台へと挑む進藤隆夫選手。日本初開催となるデフリンピックでの活躍から、目が離せません。

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