菊田樹、コリアカップTVファイナル進出!若き日本プロがアジア強豪に挑む

菊田樹 写真:BOWLSTAR

JPBA(日本プロボウリング協会)の若手プロボウラー・菊田樹が、9月25日に韓国・釜山で開催中の『第27回DSDサムホコリアカップ国際オープンボウリングトーナメント』のTVファイナル進出を決めた。アジアを代表する強豪たちが集う舞台で、日本勢として唯一のファイナル入りを果たし、その存在感を大きく示した。

菊田は9月25日に行われた64強イリミネーションを勝ち抜き、準々決勝で韓国の正俊五(チョン・ジュノ)と対戦。序盤は2対1と劣勢に立たされたが、第4ゲームで214対190と逆転のきっかけをつかむと、最終ゲームでは201対186で接戦を制し、劇的な逆転勝利でファイナルへの切符を手にした。プロ入り2年目の新鋭として、韓国のトップ選手を相手に粘り強さと勝負強さを見せつけた一戦となった。

同じくファイナルに進んだのは、アジアランキング1位でアジア選手権連覇中のラフィク・イスマイル、2021年大会覇者の姜珉桓(カン・ミンファン)、そしてツーハンドの実力派・林承遠(イム・スンウォン)の3人。いずれも国際的な実績を誇る強豪揃いで、菊田にとってはまさに挑戦の舞台となる。

TVファイナルは9月26日午後1時(現地時間)よりMBCスポーツプラスで全国生中継されるほか、KPBA公式YouTubeチャンネルでもライブ配信される予定。準決勝は林承遠対姜珉桓、菊田樹対ラフィク・イスマイルのカードで行われ、勝者同士が決勝で激突する。

日本勢として久々にコリアカップの大舞台に挑む菊田。ツーハンドの若き挑戦者がアジアのトップスターたちにどこまで食い下がれるか、大きな注目が集まっている。

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