信玄公祭り連携事業として開催された『2025山梨レディースプロボウリングトーナメント』。9月27日(土)、山梨県内の3会場でグループ予選が行われ、6ゲームの短期決戦に挑むプロたちの熱気が会場を包んだ。
A~Fの6グループに分かれ、各グループ上位4名が翌日の準決勝へ進出。序盤から一投ごとに歓声が上がり、選手と観客が一体となる緊張感ある試合が展開された。
今大会はベテランから若手まで幅広い顔ぶれが集結。短期決戦ならではの逆転劇や波乱の可能性に注目が集まり、どの会場も熱気に満ちていた。
大丸パークレーンズ。A・Bグループは後半の逆転劇!
A・Bグループの舞台となった大丸パークレーンズ。序盤から張り詰めた空気の中で試合が進み、勝負は後半に大きく動いた。
Aグループは桑藤美樹(45期生/㈱スポルト・ABS)が最終ゲームで見事な逆転を決め、堂々の首位通過。
Bグループでは50期生の大久保咲桜(ボウリング王国スポルト横須賀店)が怒涛の追い上げを見せ、トップに浮上した。「後半の勝負強さ」が光ったこの会場は、観客を大いに沸かせた。
南アルプス会場。緒方・秋光が力強く前進
ボウリング王国スポルト南アルプス店では、若手と中堅が火花を散らした。
Cグループは55期生の緒方彩音(㈱コロナワールド・㈱ボウルスター)が序盤から安定感のある投球を見せ、リードを守り切ってトップ通過。
Dグループは47期生の秋光楓(㈱StarLike・アイビーボウル越谷)が前半4位から驚異の巻き返しを見せ、一気に首位に立つ劇的な展開となった。
都留ファミリーボウル。川﨑が全体トップ!丹羽も首位通過
都留ファミリーボウルは観客の熱気に包まれ、白熱の戦いが繰り広げられた。
Eグループでは、川﨑由意(48期生/アイキョーボウル・サンブリッジ)がアベレージ236という圧巻のスコアを叩き出し、全体トップで予選を突破。
Fグループでは、丹羽由香梨(35期生/カニエJAPAN・アソビックス)が力強い投球を見せ、首位通過を果たした。
川﨑が圧巻トップ通過!桑藤&大久保も勝負どころで躍動
Eグループを制した川﨑が、全体トップ通過を果たした。
さらに、最終ゲームで劇的な逆転を決めた桑藤、後半に一気にスコアを伸ばした大久保、そして前半4位から巻き返して首位通過を勝ち取った秋光など、勝負どころで爆発力を発揮した選手たちが会場を大いに沸かせた。
明日からの展望。短期決戦で女王が決まる!
準決勝は予選スコアを持ち越さず、ゼロスタートの6ゲーム勝負。上位12名が決勝トーナメントに進出する。
決勝はマッチゲーム方式で行われるため、一投ごとに重圧がかかる中で真価を発揮できるかが勝敗を分ける。
山梨の地で新たな女王に輝くのは誰か。注目の熱戦がいよいよ始まる。