PWBAダリア・パヨンク「私を悪い例にしてください」事故後の率直な投稿

ダリア・パヨンク 写真:PWBA

PWBA所属のダリア・パヨンクが、10月7日に自身のSNSで事故後の現状と心境を率直に綴った投稿を公開した。スクーター転倒による両腕の骨折という大けがから数日が経ち、ファンからの温かいメッセージに感謝を示す一方で、「私を悪い例にしてください」と呼びかけ、自らの経験を他の人の安全意識につなげたいという強い思いを伝えた。

「事故後に私を責める代わりに、癒しのエネルギーを送ってくれた皆さんに感謝します。信じてください、私はあの30秒間の出来事をもう十分に自分で責めています」と投稿で綴ったパヨンク。彼女は、夜のスクーター走行中に転倒し、両腕を骨折。ボウリングどころか日常生活にも支障をきたす大けがとなった。

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注目を集めたのは、彼女の言葉「Don’t hesitate to use me as the bad example(私を悪い例にしてください)」という一節だ。「私の過ちが、誰かが同じことをしないきっかけになるなら、それで少しは意味がある」とも語り、自らの経験を通じて安全への意識を呼びかけた。悲痛な状況の中にも、他人を思いやる前向きな姿勢が光る。

また、彼女は自身のPatreonでの支援にも言及。「皆さんのサポートが今の私にとってすべてです。治療と回復に専念しながら、また立ち上がる日を目指します」と感謝の言葉を添えた。現在すでに330以上の投稿があり、リハビリの進捗や日々の思いを発信していく予定だという。

競技復帰には時間がかかる見込みだが、パヨンクは「回復の道は始まったばかり」と前を向く。痛みと不安の中でも、彼女の発信は世界中のファンに勇気を与えている。

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