アメリカのトッププロボウラー、ダレン・タンが、10月10日にネバダ州レイクウッドで開催された『2025 BowlTV PBA RPI Jim Kent Memorial Qualifier』で見事優勝を果たした。大会は故ジム・ケントを偲んで行われた記念イベントで、タンはPBA年間最優秀選手を3年連続で受賞しているEJタケットとの激戦を制し、自身2つ目となる両手投げスタイルでのタイトルを手にした。
タンは試合後、自身のインスタグラムで「世界最高のボウラーと戦って勝てたことは信じられない。EJがどれほど簡単に見せるか、毎回驚かされる」とコメント。さらに、「マーシャル・ケントとは長い間兄弟のような関係だ。彼の父ジムの記念イベントに参加することは、僕にとって当然のこと。勝利でその想いに応えられて光栄だ」と語った。
投稿には、イベント主催のケント家や会場となったBowlero Lakewoodへの感謝の言葉も添えられ、スポンサーであるStorm、イーエフエックス、ヴァイス・インサーツ、アンダーレイテッド・マッスルへの謝意も述べている。
タンは現在、アメリカ各地で行われるツアーに精力的に参加しており、次戦はアリゾナ州で開催されるイベントを予定。投稿の最後には「また次の週に会おう!」とファンに向けてメッセージを残した。
EJタケットとの熱戦、そして故ジム・ケントへの想いを胸に戦った今回の優勝は、タンのキャリアの中でも特別な意味を持つ1勝となった。