男子は藤永・入口、女子は坂倉・中島が首位発進!ROUND1グラチャン開幕戦レポート

ROUND1 GRAND CHAMPIONSHIP BOWLING 2025 JPBA 決勝大会(グラチャン2025)

10月17日(金)、大阪府・ラウンドワンスタジアム堺中央環状店で『ROUND1 GRAND CHAMPIONSHIP BOWLING 2025 JPBA 決勝大会(グラチャン2025)』が開幕した。2月から10月まで全国各地で行われた全12回の予選を勝ち抜いたトップボウラーたちが集結。今年はオイル量がやや多く、昨年の“我慢の展開”から一転、ストライクが飛び交うハイスコア決戦となった。

男子Aシフトでは、藤永北斗(N&K.co.ltd/STEEL SPORTS)が前半で800シリーズをマークし、2位に80ピン以上の差をつけて堂々の首位通過。相澤英昭(ハマボール)は1ゲーム目でパーフェクトを達成し、平岡勇人(ラウンドワンジャパン/ハイスポーツ)も4G目にパーフェクトを記録するなど、序盤から熱戦が繰り広げられた。

男子Bシフトでは、入口光司(ラウンドワンジャパン)が安定感抜群の投球で首位通過。山本勲(ABS)は前後半ともに700シリーズを揃え、貫禄の2位。地元・関西の声援を背に、和田秀和(ボウルアロー八尾/ABS)が3位に続いた。

女子Aシフトでは、中島瑞葵(フリー/ABS)が女王の貫禄を見せ首位を堅守。それを追ったのは岸田有加(ACTエースレーン/STEEL SPORTS)と本間由佳梨(フリー)の2名。両選手とも最後まで中島を猛追したが、わずかに届かず。岸田は2位通過、本間は3位通過でシード権を獲得し、翌日のトーナメント2回戦から登場する。

女子Bシフトでは、坂倉凛(カニエJAPAN/アソビックス)が女子全体のトップスコアを叩き出し、勢いそのままに首位通過。小久保実希(ジョイナスボウル/ハイスポーツ)が6ピン差で2位、名和秋(コロナワールド)が最終ゲームを粘り勝ちで3位に入った。

18日からはマッチゲーム方式による決勝トーナメントがスタート。一瞬の油断が命取りとなる一発勝負のステージで、集中力と爆発力が勝敗を左右する。JPBA公式YouTubeチャンネル『JPBA TOURNAMENT』でもライブ配信が行われ、熱戦の行方から目が離せない。

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