【2026】io.LEAGUE全5クラブ別、プロボウラー完全ガイド

io.LEAGUE(アイオーリーグ)

キングピンズ名古屋

キングピンズ名古屋

松永裕美

山口県出身、1984年6月5日生まれ。2004年にJPBA第37期生としてプロ入りし、現在はアメリカンボウリングサービス(ABS)所属、小嶺シティボウルをスポンサーに活動する右投げのプロボウラー。プロ入り以来、長年にわたり女子ボウリング界を牽引してきたトッププレイヤーである。

2009年の『千葉女子オープン』で初優勝を果たすと、その後『全日本女子プロボウリング選手権』『ジャパンオープン』『六甲クイーンズオープン』など国内主要大会を次々と制覇。特に2010年代には無類の強さを誇り、シーズンタイトルやポイントランキング上位の常連として活躍した。通算優勝回数は16回を超え、女子プロ史上屈指の勝率を誇る。

力強い投球と冷静な試合運びが特徴で、どんな状況でも崩れない安定感が持ち味。P★リーグでも初期から活躍し、『博多のミラクルファイター』の愛称で親しまれている。近年もトップクラスのアベレージを維持し続け、経験と技術を兼ね備えた女子ボウリング界の象徴的存在である。

鶴井亜南

神奈川県横浜市出身、1995年8月7日生まれ。2014年にJPBA第47期生としてプロ入り。所属はABS、用品契約も同社。左投げ、身長162 cm、血液型O型。明るいキャラクターと攻撃的な投球スタイルで人気を集める女子プロボウラーである。

プロ入り後は公式戦での優勝こそまだ記録として少ないものの、P★リーグへの参戦では優勝を2回達成するなど強さを見せている。通算総ゲーム数1,182、通算アベレージ205.29を残すなど安定した成績を維持している。また、公認800シリーズを1回記録しており、長丁場でのスコアメイク力も備えている点が目立つ。

シーズン別では、2015年に年間順位15位(アベレージ208.45)という好成績を残したシーズンがあり、同年は大会を通じて安定したパフォーマンスを発揮したことが選手生活のハイライトの一つと言える。現在もリーグ戦やツアーで上位進出を目指しており、さらなる飛躍が期待される選手である。

緒方彩音

大阪府出身、2005年10月25日生まれ。2023年にJPBA第55期生としてプロ入りし、現在は 株式会社コロナワールド/株式会社ボウルスター 所属、用品契約はボウルスター。右投げ、ライセンス番号603。プロ入り直後ながら、スムーズな移行で注目を集める若手女子プロである。

公式戦成績では優勝回数はまだ0ながら、通算アベレージ204.09点、総ゲーム数501と一定の試合数をこなしており、2025年時点でアベレージ209.90点をマークするなど成績が上向いている。(2024年は199.40)

若手ならではの柔軟なフォームと「伸びしろ」を感じさせる精神面が大きな魅力。P★リーグ出演やメディア展開にも取り組んでおり、競技だけでなくファンとのつながりを大切にしている。今後、公式戦での初優勝とツアー上位常連への定着が期待される選手である。

緒方美空

大阪府出身、2003年6月17日生まれ。同県大阪市出身の女子プロボウラーで、2023年にJPBA第55期生としてプロ入りした。所属は株式会社コロナワールド/株式会社ボウルスター。右投げ、現在まで優勝回数は0ですが、将来が期待される若手選手である。

妹の緒方彩音もプロボウラーとして活動しており、姉妹で“キングピンズ名古屋”の注目株。柔らかなリリースフォームと安定したリズムで、今後の成長が期待される選手だ。

P★リーグ出演の実績もあり、テレビやSNSを通じてファンとも積極的に交流。姉妹で同一チームに所属していることで、互いに刺激を与え合いながら競技力を高めている点も注目される。

川添奨太

福岡県出身、1989年1月4日生まれ。2010年にJPBA第49期生としてプロ入りし、所属はハイ・スポーツ社。右投げ、身長167 cm、血液型B型だ。

通算優勝回数は22回と、日本男子プロボウラーの中でもトップクラスの実績を持っている。通算アベレージは223.89点、公認パーフェクトゲーム25回、800シリーズ3回、7-10スプリットメイド3回という記録を残している。

年度別実績でも傑出しており、2023年はアベレージ224.89点でランキング2位、2024年にはアベレージ217.15点で3位という成績を収めている。さらに、2025年には『JPBAプレイヤーズトーナメント2025』にて2回のパーフェクトゲームを達成するなど、安定感に加えて勝負強さも際立ってきている。

甘糟翔太

神奈川県藤沢市出身、1994年1月31日生まれ。2015年にJPBA第54期生としてプロ入りし、所属は 江ノ島ボウリングセンター、用品契約はレジェンドスター。右投げ、身長166 cm、血液型A型。

プロ入り以降の公式戦記録では、大会優勝がまだだが、通算総ゲーム数2,052、通算アベレージ213.98点、公認パーフェクト10回、800シリーズ1回と素晴らしい記録を残している。

2025年シーズンでは、アベレージ218.12点で順位7位と存在感を示し、安定感とスコアメイク力に定評がある。今後、公式戦初優勝を目指す注目の若手男子プロだ。

藤永北斗

神奈川県出身、2002年11月23日生まれ。2023年にJPBA第61期生としてプロ入りし、所属はN&K Co., Ltd.、用品契約はSTEEL SPORTS。右投げ。

2024年シーズンでは男子ポイントランキング1位を獲得し、アベレージ218.01点・トータルピン55,812という高水準の記録を残した。2025年には『吉川高広税理士事務所プレゼンツ男子プロボウリングトーナメント2025』および『グリコセブンティーンアイス杯 第12回プロアマボウリングトーナメント』などで優勝を果たし、複数タイトルを連続で獲得するなど、圧倒的な存在感を示している。

私生活では、鶴井亜南と結婚しており、競技面・人間面の両方で注目を集める存在である。競技者としての地位を確立しつつ、今後もさらなるタイトル獲得や国際舞台での活躍が期待される。

斎藤祐太

神奈川県出身、1996年1月20日生まれ。2023年にJPBA第61期生としてプロ入りし、所属は株式会社ボウルスター、用品契約も同社である。利き腕は右、身長168 cm、体重65 kg、血液型AB型。

プロ入り後、公式戦での優勝回数は1回。通算総ゲーム数602、トータルピン129,546、通算アベレージ215.19点を記録している。2025年シーズンはアベレージ218.49点で男子ランキング5位に入り、さらなる躍進を見せた。

特筆すべきは、2025年9月に開催された『JPBAプレイヤーズドリームマッチ2025』で初優勝を果たしたことである。プロ入りわずか2年目でのタイトル獲得は大きな話題となり、若手男子プロの新たな旗手として注目を集めている。

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