PWBAプロボウラーのダリア・パヨンク が10月3日のSNS投稿で自身の怪我について詳細を明らかにした。彼女は「月曜日にレントゲン検査を受け、ようやく良い方向に進んでいます」と報告し、両ひじに「橈骨頭骨折」が確認されたと語った。具体的には、右ひじに「横断型のひび」、左ひじに「斜めのひび」が入っており、右側のほうがやや深刻なダメージを受けたものの、いずれも順調に回復しているという。
さらに彼女は、手首にも異変を感じていたと明かしている。画像検査は行われなかったものの、基部に骨棘(こつきょく/骨のとげ)があるため動きが著しく制限されるほど痛みが出ていたという。骨折ではなかったが、サムベース付近に小さな骨の出っ張りが確認され、現在は理学療法を開始できると医師から許可が出たことも投稿している。
理学療法(フィジカルセラピー)開始が承認されたことは前向きなニュースだが、両ひじの骨折が「橈骨頭」という関節に近い部位であるため、回復には時間を要する可能性がある。大会出場を目指すためには、まず可動域の回復と筋力の維持がカギとなる。現在、SNS上やファンコミュニティでは「復帰を応援しています」「ゆっくり治してほしい」といった励ましの声が多く寄せられている。
今後、パヨンクは理学療法を通じて回復過程を公開していくと予想され、復帰時期や出場予定の正式発表が待たれる。プロボウリング界において将来有望であっただけに、今回のアクシデントをどう乗り越えるかがファン・関係者ともに注目されている。