石田万音、千葉オープン女子で連続優勝!網代羅夢、アマの躍進光る

さわやかカップ2025

10月26日、富津スターレーンで開催された『さわやかカップ2025第32回千葉オープン女子チャリティボウリングトーナメント』の決勝戦は、今シーズン絶好調のシードプロ・石田万音(55期生、アルゴセブン・ハイスポーツ社)と、期待のアマチュア・網代羅夢(桜ヶ丘ボウリングセンター)による白熱の戦いとなった。

石田は、予選から安定したスコアを重ね、決勝でも粘り強い投球で勝利。3試合連続優勝を果たし、通算8勝目を挙げた。試合後のインタビューでは「優勝後に飲むコーラはいつもよりおいしい。これからはたくさん飲もうと思います」と笑顔を見せた。

一方、挑戦者の網代は、国民スポーツ大会などでも活躍する期待の若手アマチュア。予選では平均スコア231でトップ通過を果たし、石田との優勝決定戦に挑んだ。決勝は序盤から激しい攻防が続き、最終フレームまで一進一退の戦いに。経験値で勝る石田が僅差を制して勝利を収めたが、網代選手の堂々たる戦いぶりに観客席からは大きな拍手が湧き上がった。

石田はインタビューで「来年はプロ試験に挑戦する網代選手に、ぜひプロになってからまた戦おう」とエールを送った。千葉オープンは男女隔年開催で、来年は男子プロのトーナメントが行われる。女子大会は2年後の開催となるが、今回の熱戦の記憶は観客の心に強く残った。

次回は国内最大規模の『ジャパンオープン』が10月31日から4日間、愛知県稲沢グランドボウルで開催される。千葉オープンで見せた熱戦を受け、石田プロや期待の若手の活躍に注目が集まる。

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