斎藤祐太と対戦の可能性も…PBA西地区がRPI自動出場枠が確定

ダレン・タン 写真:nohughes@pba.com/提供:Media Valet

米プロボウラーズ協会(PBA)西地区は、2025年の『PBAリージョナル・インビテーショナル2025(リージョナル招待大会・RPI)』における自動出場選手を発表した。これにより全地区の代表選手が出揃い、12月11日〜14日にネバダ州リノで行われる本大会に向け、いよいよ最終段階へと向かう。

西地区のPBA部門からは、年間ポイントランキングで上位に立ったダレン・タン、ハンター・メイズ、マイケル・フィッツジェラルド、そしてチャド・ルシェの4名が自動的に選出された。PBA50部門では、デイヴィッド・レヴェレッジ、マイケル・ハーター、トニー・ロドリゲス・ジュニアが出場権を獲得している。

このRPIは、アメリカ国内の各リージョナルツアーを勝ち抜いた強豪が一堂に会する“地区王者決定戦”であり、選手層の厚さとレベルの高さでも知られる。舞台となるナショナル・ボウリング・スタジアムは世界有数の大会専用センターとして名高く、毎年熾烈な戦いが繰り広げられている。

さらに今年は、日本からJPBAの斎藤祐太が招待選手として参戦することが決定しており、国内でも大きな注目を集めている。斎藤は昨年に続く2度目の挑戦で、前年は98人中29位と健闘。わずか43ピン差で決勝トーナメントに届かなかった悔しさを胸に、今年は「第1ブロックからしっかり合わせたい」と意気込んでいる。

日本勢としての参戦は大きな意義を持ち、海外リージョナルのハイレベルな環境でどこまで実力を発揮できるかが焦点だ。強豪ひしめくアメリカ各地区の代表に挑む斎藤選手の戦いから、目が離せない。

ニュースを受け取る