国内最大級のアマチュアボウリング大会として知られる『第57回宮様チャリティーボウリング大会』が、2025年11月29日(土)・30日(日)の2日間にわたり、品川プリンスホテルボウリングセンターで開催される。
全国からトップアマチュアや障がい者ボウラーが集結する伝統大会で、毎年三笠宮家のご臨席を賜る格式高い大会としても位置付けられている。
“チャリティ×競技”の先駆け。1967年創設の歴史ある大会
宮様チャリティーボウリング大会は、1967年にスタートした日本のチャリティボウリングの草分け的存在だ。
在日米軍のボウリング愛好団体が障がい者支援のために始めた活動をきっかけに創設され、初回大会には三笠宮崇仁親王殿下が御台臨されるなど、深い歴史を持つ。
大会で集められたチャリティ金は毎年、社会福祉法人・友愛十字会へ寄付され、身体障害者施設や老人福祉施設の運営や設備整備に活用されてきた。「ボウリングを通じた社会貢献」という理念を半世紀以上にわたり受け継いでいる点も、大会が支持される理由のひとつだ。
一般の部は300名規模。8G予選〜シュートアウト決勝の本格競技
今年の大会は以下の3カテゴリーで実施される。
- 一般男子の部:200名
- 一般女子の部:100名
- 障がい者の部:男女合計60名
一般の部は、アマチュア最高峰といわれる厳しい競技フォーマットが特徴。
- 予選:8ゲーム
- 準決勝:4ゲーム
- 決勝:上位4名によるシュートアウト方式
長時間にわたる集中力と技術・メンタルが要求され、毎年ハイレベルな優勝争いが繰り広げられている。
プロによるクリニックも実施。交流が生まれる“障がい者の部”
障がい者の部では、プロボウラーによる技術指導クリニックを実施。その後、以下の競技が行われ、競技だけでなく交流の場としても人気を集めている。
- 男女別個人戦:2ゲーム(ヨーロッパ方式)
- スカッチトリオ戦:プロ・引率者・障がい者代表の3人編成/2ゲーム
ボウリングを通じたコミュニケーションが自然と生まれる、温かいプログラムが特徴だ。
“宮様大会”が選ばれ続ける理由と、2025年大会への期待
宮様チャリティーボウリング大会が長年支持されている理由は、競技レベルの高さに加え、チャリティ活動に直接貢献できる点にある。参加者はプレーを楽しみながら社会福祉への支援に関わることができ、会場にはアスリートの熱気とチャリティ精神が同居する独特の温かい雰囲気が漂う。
半世紀以上にわたり“アマチュア最高峰の大会”として親しまれてきたこの大会は、年末の恒例行事としても定着。2025年も全国からボウラーが品川に集い、技術・情熱・善意が交差する2日間が幕を開ける。