霜出佳奈、クイーンズOP準優勝!同期対決で語った胸中とは【独占】

霜出佳奈 写真:ご本人提供

12月4日から6日にかけて、東京・品川プリンスホテルボウリングセンターで開催された『第46回JLBCクイーンズオープンプリンスカップ』で、2017年にJPBAプロ入りした坂倉凜(50期生)が見事優勝を飾った。

惜しくも一歩届かなかったものの、堂々の準優勝を果たしたのは、同じ50期生であり、2023年大会王者でもある霜出佳奈。同期の二人が決勝で激突するという、ファンにとってはたまらない展開となった。

霜出は今大会のAゾーンを安定した投球で勝ち上がり、坂倉、緒方美空、宇山侑花とともに準決勝シュートアウトへ進出した。その後も高い集中力を保ち、霜出と坂倉の両名が決勝に進み、高スコアでの激しい攻防となった。

決勝では、6フレーム終了時点までまったく同じスコアを並べる互角の展開に。しかし後半で坂倉がわずかに抜け出し、霜出は223対258で惜敗して準優勝となった。それでも随所に見せたキレのある投球と揺るがない安定感は、会場を大いに沸かせた。

大会後、霜出はBowling Agent(ボウリング・エージェント)に心境を語った。「今年は納得いく成績を残せていなかったので、今回の結果はとても自信になります。応援の声が本当に力になりました。同期との初めての優勝決定戦、勝ちたい気持ちは強くありましたが、凜プロの冷静沈着な素晴らしいプレーに敵いませんでした。何度でも凜プロと戦えるように、そしてまたあの舞台に立てるよう努力を続けます」

今大会では、実力と経験を積み重ねてきた50期生の底力が際立った。坂倉の優勝と霜出の準優勝は、女子プロボウリング界に新たなライバルストーリーの幕開けを予感させる。二人が今後どのように成長し、再び頂点を争うのか。ファンの期待はますます高まっている。

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