12月4日〜6日に行われた『第46回JLBCクイーンズオープンプリンスカップ』で、2017年プロ入り・50期生の坂倉凜が見事優勝を飾った。準決勝では宇山侑花・緒方美空・霜出佳奈とのシュートアウトを制し、決勝では同じ50期生の霜出佳奈との激戦を制して頂点へ。序盤から互角の展開が続いたが、後半で一気に突き放し258対223で勝利を手にした。
そんな坂倉の優勝を、誰よりも熱く称えたのが、同じJPBA女子プロで現在ランキング5位の近藤菜帆だ。試合後、自身のX(旧Twitter)に複数の投稿を行い、同期でも親しい坂倉への思いを率直に綴った。
近藤は「私が1番泣いてたような。本当に嬉しかった」と喜びを爆発させ、「一緒に行動したり遊んだりしていく中でどんどん大好きになって、誰よりも練習に取り組む姿も知ってて、いつか優勝するってずっと思ってました」と坂倉の努力を称賛。さらに「今回、私が落ちて一緒に戦えるチャンスを逃したので、次は一緒に戦えるよう頑張ります」と力強く誓い、良きライバルとしての決意を示した。
また、別の投稿では「優勝しても寝ずに練習してる凜プロ、凄すぎてやばい」と、坂倉の異常なまでの練習量を紹介。さらに会場で花束に囲まれていた様子についても触れ、その人気と人望の厚さを称えた。
同期として、そして仲間として、その成長を間近で見てきた近藤だからこそ語れるエピソードは、多くのファンの心を動かした。今回の優勝は坂倉の努力の結晶であり、同時に女子プロボウリング界に新たなライバルストーリーを生んだ瞬間でもある。
今後、坂倉凜と近藤菜帆がどの舞台で再び交差するのか。二人の未来に、ファンの期待はますます高まっている。