春日部駅西口から徒歩5分の「春日部ターキーボウル」が全面リニューアルし、2025年12月20日(土)に新名称「ディグボウル春日部」として再オープンする。外装・内装・設備すべてを一新し、地域の幅広い世代が安心して楽しめる“コミュニティ型ボウリング場”へと生まれ変わる。
1972年の誕生以来、50年以上にわたり地域に親しまれてきた春日部ターキーボウルは、2014年の建て替えを経て、今回の運営会社変更に伴う大規模改装で次のステージへ進む。明るく清潔感ある内装、キッズ向け設備の充実、休憩スペースの整備など、ファミリーや初心者でも利用しやすい環境が整えられる。
新施設の特徴のひとつが“健康としてのボウリング利用”を推進する取り組みだ。初心者向けの健康ボウリング教室を開講し、運動が苦手な人でも無理なく続けられるプログラムを提供。経験豊富なスタッフが基礎から指導し、参加者にはマイシューズがプレゼントされるなど、継続しやすい環境づくりが進められている。
さらに春・夏・冬休みには、子ども向けのジュニアスクールも開講。体を動かす楽しさだけでなく、仲間とのつながりを育む場としても期待される。
今回の改装で特に注目されるのが、1階に新設されるパーティールームだ。新年会や歓送迎会、子ども会、バースデーパーティー、会議やワークショップまで多用途に利用でき、最大80名を収容。調光式照明やモニター、館内厨房の料理など設備も充実し、ボウリングと食事を組み合わせた団体プランも提供される予定だ。旧「麺処れん屋」跡地に工事が進むこのスペースは、地域イベントの拠点としても活躍しそうである。
さらに、敷地内には巨大なロゴ入りボウリングピンが設置され、夜間にはライトアップされることで、新たな春日部のランドマークとして存在感を放つ。
ディグボウル春日部が目指すのは、「地域の人が自然と集まる場所」。スポーツ、健康、世代を超えた交流、学び、イベント…多様な目的で訪れたくなる新しいコミュニティ施設として、今後の展開に大きな期待が寄せられている。