PBAワールドシリーズ・オブ・ボウリングがParamount+で!日本配信も?

PBAツアーのロゴ

世界最高峰のプロボウリング大会『PBA ワールドシリーズ・オブ・ボウリングXVII(WSOB XVII)』が、2026年シーズンに向けた新たなメディア展開を発表した。米国の大手テレビネットワークCBSとストリーミングサービス『Paramount+』でのライブ放送が決定し、プロボウリングの発信力強化に注目が集まっている。

アメリカのプロボウリング協会(PBA)が主催するWSOB XVIIは、2026年4月29日から5月12日にかけてミネアポリス周辺で開催される予定。大会期間中には5つのPBAツアー公式タイトル戦が行われるほか、史上初めてPBA50 ワールドシリーズ・オブ・ボウリング(シニアツアー)も同時開催される。これらの主要大会がCBSおよびParamount+でライブ中継されるのは初めてとなる。

また、WSOB以外のPBAツアー大会や関連イベントについても、CBS Sports Networkを通じた放送が予定されている。『USA対世界選抜戦(USA vs. The World)』や『PBAエリート・リーグ』といった国際色豊かな大会がラインナップに含まれ、世界トッププロたちの戦いが幅広く届けられる見通しだ。中でも、PBAツアー最高峰と位置づけられる『PBAワールドチャンピオンシップ』は、6月13日にCBSとParamount+の両方でライブ放送されることが決まっている。

この放送・配信体制は、日本のボウリングファンにとっても関心の高い動きだ。Paramount+は日本国内でも展開されており、NTTドコモが運営するLeminoを通じて一部コンテンツを視聴できる環境が整っている。

今後、2026年PBAツアー中継が日本向けラインナップに含まれた場合、リアルタイム観戦やオンデマンド視聴の可能性も広がる。ただし現時点では、日本のParamount+でPBA中継が視聴可能になるとの公式発表はなく、今後の動向が注目される。

PBAはこれまでもCBS Sportsと長年にわたり放送パートナーシップを築いてきたが、2026年シーズンは地上波とデジタル配信を組み合わせた体制がさらに強化される。テレビと配信を融合させたハイブリッド戦略により、海外のボウリングファンや若年層への訴求力向上も期待される。

競技としての魅力に加え、グローバルな発信力を手にしたプロボウリング。その存在感は、2026年シーズンを通じてさらに高まっていきそうだ。

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