文部科学大臣杯「第32回 全国高等学校対抗ボウリング選手権大会」が12月21日、京都市のMKボウル上賀茂で開催され、全国各地から集まった高校生ボウラーたちが、日頃の鍛錬の成果を競い合った。
男子団体では、清林館高等学校(東方柊侍、原理人)が安定感のあるスコアメイクを武器に勝ち進み、見事に優勝を果たした。準優勝には彦根総合高等学校(山本大貴、中川漣)が入り、3位には洛陽総合高等学校Bが続いた。個人戦では、弘前工業高等学校の一戸洸佑がパーフェクトゲーム(300点)を達成。高校生大会とは思えぬ完成度の高い投球に、会場からは大きな拍手が送られた。
女子団体は、愛知みずほ大学瑞穂高等学校(前野夢來、住田結萌)が決勝で力強い投球を見せ、頂点に立った。準優勝は大和東高等学校、3位には中部商業高等学校が入賞。女子個人では、太田高等学校の大谷芙羽奈が高スコアを記録し、将来性を感じさせる存在感を示した。
高校生ボウラーにとって全国の舞台で競い合う本大会は、技術だけでなく精神面の成長を試される貴重な機会となる。大会結果や試合の様子は、一般社団法人ジャパンボウリングの公式Facebookでも発信されており、SNS上でも若きボウラーたちの活躍に注目が集まっている。