コロンビア300のボール、PBA大会で使用不可に?2026シーズンから登録外

コロンビア300(Columbia300)

米プロボウリング協会(PBA)は、2026年シーズンに向けた公式製品登録を発表し、Columbia300のボウリングボールが登録対象外となったことを明らかにした。これにより、2026年以降のPBA公式大会では、コロンビア300(Columbia300)のボールを使用することができなくなる。

コロンビア300は1960年に米国で創業した老舗ボウリングブランドで、リアクティブボール黎明期から数々の名作を世に送り出し、長年にわたりPBAツアーを支えてきた存在だ。近年は親会社であるブランズウィック・コーポレーションのブランドポートフォリオの一角として展開されてきたが、今回の決定により、PBA公式競技の場から姿を消すことになる。

今回の措置は、PBAが会員向け通知および公式サイトで公表したもので、公式製品として登録されていないボールはPBA公式大会で使用できないという既存の規定に基づく対応となる。2026年シーズンの公式製品リストにコロンビア300が含まれていないことが、明確に示された形だ。

この決定は、長年コロンビア300のボールを使用してきたPBA選手や、同ブランドに強い愛着を持つファンにとって大きな転換点となる。今後、PBA公式大会に出場する選手は、登録が継続されている他ブランドのボールへ移行する必要がある。

なお、今回の措置はあくまでPBA公式大会における使用可否に関するものであり、一般市場での販売やアマチュア競技での使用を制限するものではない。PBAの製品登録制度の動向とともに、Columbia300ブランドの今後の展開にも注目が集まりそうだ。

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