PBAがCEO交代!ピーター・マレー氏就任でブランド・メディア展開を加速

ピーター・マレー 写真:PBA

米国を拠点とするプロボウリング団体、PBAは、2026年1月28日付でピーター・マレー氏を新たな最高経営責任者(CEO)に任命したと発表した。マレー氏は同時に、PBAの親会社であるエンターテインメント企業、ラッキーストライク・エンターテイメント(Lucky Strike Entertainment)のメディア統括責任者も兼任することになっている。

今回のCEO任命は、PBAが従来の競技運営中心から一歩進み、メディア戦略・ブランド展開・ファン層の拡大に重点を置いた新たな成長フェーズへ移行する意図があるとみられる。これまでの競技構造だけでなく、プロボウリングをより多くの視聴者に届け、選手の個性や舞台裏ストーリーを強調したコンテンツ制作にも注力する方針だ。

マレー氏は前職で総合格闘技団体プロフェッショナル・ファイターズ・リーグ(PFL)の創設CEOを務め、世界中に放映権を拡大し、ブランド拡大とファン基盤の構築に大きく寄与した実績を持つ。ナショナルフットボールリーグ(NFL)やウィリアム・モリス・エンデバー、アンダーアーマーなど米国主要スポーツ・メディア企業で幹部を歴任した経験もあり、スポーツとメディアの融合に強いリーダーシップを発揮してきた。

PBAは2026シーズンから、米国の放送局『The CW Network』での中継が始まるなど、テレビやデジタル配信での露出が拡大する予定だ。マレー氏の指揮のもと、選手の視点や舞台裏を掘り下げる番組制作、ソーシャルメディアとの連動、さらにボウリングセンターを活用したリアル体験イベントの強化など、競技の見せ方そのものを進化させる取り組みが期待される。

また、PBAとラッキーストライク・エンターテイメントは、メディアを通じてカジュアル層とプロ競技をつなぐことにより、競技人口の裾野拡大を図る構想も示している。新CEOの就任は、PBAが長期的な成長戦略を鮮明に打ち出す転換点となりそうだ。

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