PBAの新CEOに就任したピーター・マレー氏が、2026シーズンに向けたビジョンを明らかにした。就任後のインタビューでマレー氏は、PBAを「競技リーグ」から「グローバルなスポーツエンターテインメント」へ進化させる方針を強調した。
最大の柱となるのが放送戦略の刷新だ。PBAは2026年から放送パートナーをThe CW Networkへ移行し、日曜の10週連続放送枠を確保。マレー氏は「新しい視聴者にリーチすることが重要」と述べ、視聴習慣の再構築と露出拡大を狙う。地上波に加え、デジタル配信との連動も今後の鍵になるという。
もう一つの重要テーマが選手のストーリーテリング強化だ。単なる試合中継にとどまらず、選手の背景や個性、歩んできた道を丁寧に伝えることで、ファンとの感情的なつながりを深めたい考えを示した。トップ選手だけでなく、若手や国際色豊かな選手にも光を当てる方針だ。
国際展開も改革の中核に据えられている。マレー氏は、ヨーロッパやアジアなど海外市場に強い関心を示し、各地域の才能ある選手やファンがPBAにアクセスしやすい環境づくりを進めると語った。配信網の拡充や地域別コンテンツも検討対象となっている。
2026シーズンはシングルス、ダブルス、チーム戦、国際大会を含む21大会を予定。マレー氏の構想は、PBAの競技価値を保ちながら、より大きな舞台へ押し上げる転換点となりそうだ。