ウレタンボールの使用制限が進む中、Storm Bowling Products(下記ストーム)が新たな解答として投入するのが、最新モデル『Storm Concept(ストーム・コンセプト)』だ。PBAツアーキャンプで初披露されたこのボールは、ウレタンに近いコントロール性能と、リアクティブならではの対応力を両立させた“新コンセプト”として注目を集めている。
Storm Conceptは、非常に高いRG(2.61)と極めて低いディファレンシャル(0.08)を持つコア設計を採用。ウレタン特有の転がり感を再現しつつ、ストーム史上最もオイル吸収が速く、最も強力なカバーストックを組み合わせることで、これまでにないボールモーションを実現した。開発陣は「ウレタンの形状を狙いながら、レーン奥までボールを押し出すこと」をテーマに設計したという。
実際にテストしたPBAトッププロのカイル・トループは、「リアクティブとは思えないほどスムーズで、これまで投げた中で最もコントロールしやすいリアクティブボール」と評価。34フィートのショートパターンから43フィートのロングパターンまで対応でき、「最初はウレタンだと思ったほど」と、その特性に驚きを見せた。
特に評価されたのは、強いカバーにもかかわらず早く噛みすぎず、ラインを内側へ移行しても失速しにくい点だ。ウレタンでは対応が難しかった展開でも、角度をつけながら投球できることが大きな武器となる。
Storm Conceptは、ストームのラボシリーズから生まれた意欲作であり、ウレタン規制後のツアーや競技シーンにおいて、まさに“マストな一本”となる可能性を秘めている。発売は2月予定。PBAツアーでの実戦投入にも、大きな注目が集まりそうだ。