プロボウリング団体PBAは、2026シーズンのテレビ放送体制を刷新する中で、カイル・シャーマン(Kyle Sherman)が米放送局・CWネットワークでのPBAツアー中継におけるリードカラーアナリスト(解説者)に任命されたと発表した。これはPBAのテレビ戦略が新たな局面を迎える重要な布石となる。
シャーマンはPBAツアーで2度の優勝経験を持つ現役プロで、選手としての豊富な知識と実戦経験を解説に生かすことが期待されている。彼はこれまでにもPBA選手として長年にわたりツアーを戦ってきたが、今後はプレーの傍ら実況解説席でもファンにゲームの深い裏側を伝える役割を担う。
新たな中継体制では、CWのベテランプレイ・バイ・プレイアナリスト、リック・アレンとタッグを組むことが発表された。アレンは20年以上にわたり米国スポーツ中継で活躍してきた経験豊富なアナウンサーで、シャーマンの解説とともに観戦体験をより充実させる狙いがある。
シャーマンは就任にあたり「プロボウリングとトップレベルの競技を心から愛している」とコメントし、「選手とそのプレーひとつひとつを、最高の形でファンに届けたい」と意気込みを語った。同時に、解説者としての役割について「選手の思考や戦略、週間の準備過程など、普段見ることのできない部分を伝えられる」と述べ、視聴者に新たな視点を提供する意思を示した。
このポジションは、長年PBA放送の顔として親しまれたランドー・ペダーセン(Randy Pedersen)の後任となるもので、ペダーセンは2001年から25年以上にわたりPBA中継のカラーアナリストを務めてきた。歴史ある役割を引き継ぐ重責を担うことになり、シャーマンは「伝説を超える必要はない。自分なりのスタイルで最大限ファンに楽しさを伝えたい」と謙虚に語った。
シャーマンの解説デビューは、2026年シーズン開幕戦となるPBA Players Championship(2月22日放送予定)で行われる予定で、PBAツアーの新たな魅力発信に期待が高まっている。