規制を越える新作ウレタンボール!Purple Hammer 78D発表

Purple Hammer 78D 写真:HAMMER公式YouTube

ボウリング用品メーカーのHAMMER社(ハンマー)が、人気ウレタンボールPurple Hammerシリーズの新モデルを発表した。新たに登場するのは『Purple Hammer 78D』で、2026年3月19日にアメリカで発売予定。長年ボウリング界で高い人気を誇ってきたPurple Hammerシリーズの新たなモデルとして、大きな注目を集めている。

今回のモデルは、近年議論が続いてきたウレタンボールの硬度規定に対応する形で開発されたものだ。ボウリング界ではUSBCやIBFなど各団体がウレタンボールの硬度ルールを見直しており、その影響は競技用ボールの開発にも及んでいる。Purple Hammer 78Dは、そうした新しい規定の中でも競技性能を最大限発揮できるよう設計されたモデルとみられている。

HAMMERは公式Facebookでも今回の新製品について強気のコメントを発表。「彼らはHAMMERのウレタンを抑え込もうとあらゆることをしてきた。ルール変更、制限、規制。しかしそれでも我々は止まらなかった。それどころか、さらに前進する力になった」と述べ、規制の中でも開発を続けてきた姿勢を強調した。

新モデル「Purple Pearl Urethane 78D」は、完全新設計の「Super LEDコア」を採用しているのが特徴だ。このコア設計により、従来モデルと比べてディファレンシャルとフレアポテンシャルが大幅に向上。HAMMERが長年培ってきた厚いウレタンシェル構造も維持しながら、より力強いボールリアクションを実現しているという。HAMMERは「伝説的なPurple Pearl Urethaneにこれまで以上に近い動き」と説明しつつ、「78Dというより硬いフォーミュラで生まれ変わった」としている。

Purple Hammerシリーズはここ10年以上、世界のトーナメントシーンで大きな存在感を放ってきたボールだ。その影響力の大きさから、ウレタンボールの規制議論の中心に置かれることも多く、近年のルール改定の背景にも関係しているとされる。

HAMMERは今回の新モデルについて「すべてが元に戻った。これまでと同じように優れた性能を持ちながら、ルールや制限に縛られにくい形で帰ってきた」とコメントしている。規制議論の中で誕生したPurple Hammer 78Dが、今後の競技ボウリングでどのような存在感を示すのか、世界のボウリング界の注目が集まっている。

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