ボウリング用品メーカーStorm Bowlingは、同社の人気ボール『Phaze II(フェイズ2)』が、ブランド史上最も売れたボウリングボールとなったことを発表した。発売から約10年が経過した現在もなお支持され続けており、その“異例のロングセラー”ぶりが改めて証明された形だ。
「Phaze II」は2016年に登場。シンメトリカルコア『Velocity Core』と、摩擦性能に優れたTX-16ソリッドカバーを搭載し、ミディアム〜ヘビーオイルコンディションで安定したパフォーマンスを発揮するモデルとして評価されてきた。
最大の特徴は“扱いやすさと強さのバランス”にある。強いトラクション性能を持ちながらも、過度な暴れを抑えたコントロール性能に優れ、幅広いレーンコンディションで安定した動きを実現。多くのボウラーにとって「ベンチマークボール」として定着し、競技志向のプレーヤーから一般層まで幅広く支持を集めてきた。
さらに、長年にわたりツアープロからアマチュアまで幅広い層に使用され続けている点も特筆すべきポイントだ。単なる一時的なヒット商品ではなく、「信頼できる1球」として継続的に選ばれてきたことが、今回の記録達成につながったとみられる。
近年は新モデルが次々と登場する中で、ここまで長期間トップセールスを維持するケースは極めて稀だ。「Phaze II」は、ボウリングボールにおける“完成形の一つ”とも言える存在となっている。
Stormは今回の発表を通じて、「Phaze II」が10年にわたり市場で支持されてきたことを“支配的な成功”と位置付けている。進化を続けるボウリング業界においても、このモデルが築いた実績は、今後も語り継がれていくことになりそうだ。