PBAツアーで圧倒的な安定感を見せているEJ・タケットが、2026シーズン序盤において“勝利以外すべてを手にしている男”として注目を集めている。
今季のタケットは、ほぼすべての主要スタッツでツアー上位に立ちながらも、唯一「優勝」だけが届いていない状況が続いている。PBAプレイヤーズ選手権で2位、USBCマスターズでも2位に入るなど、常に優勝争いに絡む安定した成績を残している一方で、タイトルにはあと一歩届かない展開が続いている。
そのほかにも、イリノイ・クラシックとインディアナ・クラシックで3位、ピート・ウェーバー・クラシックで7位、USオープンで12位と、トップクラスの順位を維持。さらに直近のオハイオ・クラシックでも5位に入るなど、シーズンを通して高いパフォーマンスを発揮している。
こうした状況についてタケットは、「前の週の結果を今週に引きずるようでは、優勝のチャンスを自ら手放すことになる」と語り、結果に一喜一憂しない姿勢の重要性を強調。「キャリアを重ねる中で、チャンスの数は限られていると分かってくる。だからこそ毎週、新たな気持ちで挑まなければならない」と続けた。
さらに、「良い結果でも悪い結果でも関係ない。ただ投げて、次の優勝のチャンスをつかみにいくことが大事だ」と述べ、週ごとにリセットするメンタリティこそがトップで戦い続ける鍵であると明かした。
圧倒的な安定感を見せながらも、まだタイトルがない2026シーズンのタケット。しかしその内容は決して低迷ではなく、むしろ“優勝目前”の状態が続いているとも言える。
勝利だけが欠けている男は、いつ頂点に立つのか。EJ・タケットの次なる一投に注目が集まる。