「ウレタンよ、永遠なれ」規制下で生まれたボウルスター異色大会

CRAZY SHOWDOWN 77 ウレタンボールフォーエバーカップ

世界的にウレタンボールを巡る規制が強まる中、日本で“逆張り”とも言える新たなトーナメントが注目を集めている。ボウルスターが主催する『CRAZY SHOWDOWN 77 ウレタンボールフォーエバーカップ』が、4月25日に埼玉・サイオスボウルで開催される。

近年、ウレタンボールは競技の公平性やレーン環境への影響を理由に規制が進んでいる。日本でもJPBAが段階的な規制を導入し、2026年以降は硬度78D以上かつ一定条件を満たすボールのみ使用可能となり、それ以前のモデルは事実上使用禁止となった。さらに国際的にもIBFや各国団体が同様の規制を進めており、ウレタンを巡る議論はボウリング界全体に広がっている。

そうした流れの中で開催される今回の大会は、ウレタンボールにフォーカスした異色のイベントだ。大会は「ウレタン部門」と「レギュラー部門」に分かれ、ウレタン部門を選択した場合はウレタンボールのみでの競技が求められるなど、コンセプトを前面に打ち出した形式となっている。

競技方式は予選6ゲーム、準決勝3ゲームを経て決勝トーナメントへ進出する流れ。上位選手によるノックアウト形式で優勝が争われる。優勝者には年末大会のシード権に加え、新作ウレタンボールや東京ディズニーリゾートのペアチケットが贈られるなど、ユニークな賞品も話題を呼んでいる。

ポスターには「ウレタンよ、永遠なれ」という強いメッセージが掲げられており、規制によって立場が揺らぐウレタンボールへの“再評価”とも受け取れる内容だ。

規制が進む一方で、その魅力や存在価値を改めて問い直す動きも生まれている。ボウルスターの今回の試みは、単なる大会開催にとどまらず、現代ボウリングにおける用具の在り方に一石を投じるものとなりそうだ。

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