PWBAでアレクシス・ランクが、ついに待望の瞬間を迎えた。8月15日に米オハイオ州パーマハイツのヨークタウン・レーンズで行われた『2026 PWBAペプシ・オープン』でステファニー・ザバラを223-211で破り、プロ入り後初となるPWBAタイトルを獲得した。
ランクは前日に行われた予選から好調だった。2つの6ゲームブロック、計12ゲームを2,793ピンで終え、ザバラや前年のPWBA年間最優秀選手ニュー・ホイフェンらを抑えて首位通過。16名によるシングルエリミネーションのマッチプレーに第1シードとして進出した。
しかし、首位通過からそのまま簡単に優勝まで駆け抜けたわけではない。初戦ではブリアナ・クレマーを相手に最終第5ゲームまでもつれる戦いとなったが、3-2で勝利。続く準々決勝ではマランダ・パティソンを3-1で下し、ベスト4へと勝ち進んだ。
準決勝からは1ゲーム勝負へとフォーマットが変更された。ランクはPWBA複数タイトルを持つラトビアのダイアナ・ザビャロワと対戦し、225-189で勝利。一方、もう一つの準決勝ではザバラがホープ・グラムリーを247-178で破り、優勝決定戦へ進出した。
そして迎えた決勝でも、ランクは勢いを止めなかった。ザバラとの一戦を223-211で制し、2021年のPWBA加入から6シーズン目にして初優勝。大学時代には全米大学ボウリング界で活躍し、2018年にはジュニア米国代表にも選出された実力者が、ついにプロの舞台でもタイトルホルダーとなった。
優勝賞金は1万ドル(約160万円)。これまでPWBAでは2021年のグレーター・ナッシュビル・オープン6位などの実績を残しながらも、タイトルには届いていなかった。2025年には11大会中6大会で賞金圏内に入るなど着実に結果を積み重ね、その経験が2026年シーズン最終盤で大きな実を結んだ。
PWBAはこのままシーズン最後のメジャー『PWBAツアー・チャンピオンシップ』へ突入する。ペプシ・オープンで初タイトルをつかみ、最高の形で大舞台を迎えることになったランク。長く待ち続けた初優勝が、今後のキャリアを大きく変える一勝となるのか注目される