ベトナムの16歳、トラン・ホアン・コイがアジアの頂点に立った。インドネシア・ジャカルタで開催されている『第25回アジアジュニアボウリング選手権2026』の男子シングルスで、6ゲーム合計1,433を記録して金メダルを獲得。2025年のSEA Gamesに続き、再び国際舞台で大きなタイトルを手にした。
大会は8月21日から30日まで、ジャカルタのジャヤ・アンチョール・ボウリングセンターで開催。15の加盟連盟から若手選手が参加しており、ベトナムからは男子4人、女子4人の計8人がエントリーしている。
男子シングルスで第2シフトに登場したコイは、第1ゲームから289というビッグゲームを叩き出して好スタートを切った。続く第2ゲームで225、第3ゲームでも247をマークし、優勝争いをリードする展開となった。
その後も高いパフォーマンスを維持し、特に第5ゲームでは277をマーク。最終第6ゲームは182とスコアを落としたものの、それまでに築いたリードを守り、6ゲーム合計1,433で金メダルを獲得した。6ゲームのアベレージは約238.8となる。
2位には香港のディラン・ラム・ノク・ヒムが1,376で入り銀メダルを獲得。3位はカタールのアハメド・アデル・アル・ダルウィッシュで1,359だった。コイは2位に57ピン差をつけてアジアジュニアの男子シングルス王者となった。
2009年生まれのコイは、すでに国際舞台で結果を残してきた注目の若手だ。2022年には12歳でタイ・オープンのU13部門を制覇。そして2025年12月に開催された第33回SEA Gamesでは男子シングルスで金メダルを獲得し、ベトナムのボウリング史上初となるSEA Games金メダルをもたらした。
SEA Games王者となってから約8カ月。今度はアジアの若手が集まる舞台でも頂点に立った。地元メディアも、ボールコントロールやレーンを読む力、集中力などをコイの強みとして挙げており、急速な成長を見せる存在として期待を寄せている。
12歳でタイ・オープンU13を制し、16歳でSEA Games、そしてアジアジュニアの金メダルへ。国際大会で着実に結果を積み重ねているトラン・ホアン・コイは、今後のアジアボウリング界で注目すべき若手の一人となりそうだ。