トルコ・アンカラで開催されている『ヨーロッパ・チャンピオン・オブ・チャンピオンズ(ECC 2026)』で10月3日、男女シングルスの優勝者が決定。女子はオランダのニコール・サンダース、男子も同国のヨルド・ファン・ウェーレンが頂点に立ち、オランダ勢が男女の金メダルを独占した。
さらに2人は、今大会のミックスダブルスでもペアを組んで金メダルを獲得している。これによりオランダは、ミックスダブルス、女子シングルス、男子シングルスと今大会3つのタイトルをすべて獲得する圧巻の結果となった。
女子のサンダースは、大会序盤の第1ブロック終了時点では17位と出遅れていた。しかしミックスダブルスで女子最高となるシリーズをマークして一気に順位を上げると、予選を3位で通過。Final Step 1でも3位を守り、上位4名による準決勝へ進んだ。
準決勝ではアイルランドのハンナ・マスターソンを2-0で撃破。決勝ではギリシャのアレクサンドラ・ギアナダキと対戦し、第1ゲームを204-176、第2ゲームも223-192で制した。ストレート勝ちで逆転優勝を完成させ、女子ヨーロッパ王者に輝いた。
男子のファン・ウェーレンは、32ゲーム終了時点で4位から準決勝へ進出。準決勝では首位通過のイングランド、レイモンド・ティースと対戦した。第1ゲームを227-237で落としたものの、その後233-217、222-160と連勝し、2-1で決勝進出を決めた。
決勝の相手はノルウェーのマティアス・ダニエルセン・オッティング。ここでもファン・ウェーレンは第1ゲームを205-236で落としたが、第2ゲームを194-166で取り返すと、勝負の第3ゲームを217-177で制し、2-1の逆転勝利で男子タイトルを手にした。
今大会では、サンダースとファン・ウェーレンがすでにミックスダブルスで3,446ピン、AVG215.4を記録し、2位エストニアに141ピン差をつけて優勝していた。
その勢いは男女シングルスでも止まらなかった。サンダースは17位から頂点まで駆け上がり、ファン・ウェーレンは準決勝、決勝ともに第1ゲームを落としながら逆転。最後は2人そろってヨーロッパ王者となった。
ミックスダブルスでは2人一緒に金メダル、そしてシングルスではそれぞれが金メダル。ECC 2026は、オランダのサンダースとファン・ウェーレンが3つのタイトルを独占する「オランダ旋風」で幕を閉じた。