JPBA女子プロボウラーの渡辺けあきが、10月21日(水)に開催された『第8回JLBCウニクスフェスタ』で優勝し、競技復帰後初となるタイトルを手にした。2024年に感染性心内膜炎を発症し、脳梗塞や脳出血を併発するなど、命に関わる大病を経験した渡辺にとって、今回の優勝は長い闘病生活とリハビリを経てつかんだ特別な勝利となった。
渡辺は自身のXで「JLBC創立50周年の節目となる『第8回JLBCウニクスフェスタ』にて、復帰後初優勝を飾ることができました!」と報告。さらに「復帰直後から毎年お声掛けくださったウニクスフェスタ様に、こうして結果で恩返しできたことが本当に嬉しいです」と、大会関係者への感謝と喜びをつづった。
渡辺は2024年8月、脳梗塞で緊急搬送され、感染性心内膜炎と診断された。その後、約3か月にわたる入院生活を送り、心臓手術も受けた。当初は左半身に麻痺が残るなど厳しい状況に置かれたものの、懸命なリハビリによって徐々に身体機能を取り戻し、再びボウリングができるまでに回復した。
2025年3月には仕事への復帰を開始し、チャレンジマッチなどを通じて少しずつ活動を再開。今年4月には、約2年ぶりとなるテレビ番組「ボウリング革命 P★LEAGUE」への復帰も発表していた。病気によって一時は競技から離れることを余儀なくされたが、再びレーンに立ち、勝負の舞台へ戻ってきた。
今回の優勝は、JLBC創立50周年という記念すべき節目に達成されたものでもある。復帰直後から大会への参加を呼びかけてくれた関係者に、優勝という形で応えられたことは、渡辺にとって大きな意味を持つ結果となった。
大病を経験しながらも、競技への情熱を失わずに歩み続けてきた渡辺けあき。復帰後初優勝という新たな一歩を踏み出した今後の活躍にも期待が集まる。