ジャパンオープン2026男子、藤永北斗が決勝でパーフェクト達成!圧巻の300点で同大会初優勝

藤永北斗 写真:Bowling Agent

愛知県稲沢市の稲沢グランドボウルで開催された『第48回STORMジャパンオープンボウリング選手権』は、11月3日に最終日を迎え、男子マスターズの優勝者が決定した。頂点に立ったのは、JPBA61期の藤永北斗(24歳)だ。優勝決定戦では同じ61期の宮澤拓哉を相手に300点のパーフェクトゲームを達成し、ジャパンオープン初優勝を飾った。今季3勝目、通算7勝目となり、決勝ステップラダーという大舞台で圧巻の投球を披露した。宮澤が準優勝、17歳のアマチュア、齋藤大哉が3位に入った。

10月31日に開幕した今大会には、男子216チーム、計864人が参加。4人チーム戦、ダブルス戦、シングルス戦を経て、男子マスターズ予選には125人が出場した。予選8ゲームの上位46人が11月3日の準決勝へ進み、通算14ゲームの成績で選ばれた8人が決勝ラウンドロビンに進出。さらに上位3人による決勝ステップラダーで優勝者が決定した。

藤永はマスターズ予選を1,889ピンの7位で通過すると、準決勝では6ゲーム合計1,547ピン、アベレージ257.83という出場選手中トップのスコアを記録。通算3,436ピンまで伸ばし、首位の宮澤拓哉にわずか2ピン差の2位へ浮上した。決勝ラウンドロビンではさらに順位を上げ、トップシードとして決勝ステップラダーへの進出を決めた。

決勝ステップラダーの3位決定戦では、宮澤拓哉とアマチュアの齋藤大哉が対戦した。宮澤は準決勝を通算3,438ピンの首位で通過したものの、決勝ラウンドロビンでは2位となり、3位決定戦からの出場となった。一方の齋藤は準決勝を3位で通過し、決勝ラウンドロビンでも3位を維持。プロとアマチュアによる注目の一戦が実現した。

3位決定戦では、宮澤が序盤からストライクを重ねて主導権を握った。齋藤も粘り強い投球を見せて227点を記録したが、宮澤が259点をマークして勝利。32ピン差で齋藤を下し、トップシードの藤永が待つ優勝決定戦へ駒を進めた。齋藤は総合3位となり、男子マスターズのベストアマチュアにも輝いた。

そして迎えた優勝決定戦。藤永は第1フレームからストライクを重ね、宮澤に一度も主導権を渡さない圧巻の投球を見せた。第10フレームでもストライクを連発し、最後の1投まで完璧な投球を続けて12連続ストライクを達成。300点のパーフェクトゲームを完成させ、会場を大きな興奮に包んだ。

宮澤も優勝決定戦で268点という高得点を記録したが、藤永の勢いを止めることはできなかった。藤永が300対268で勝利し、ジャパンオープン初優勝を決めた。優勝決定戦でのパーフェクトゲームはJPBA公認第1817号として記録され、藤永自身にとって8回目の公認パーフェクトとなった。

藤永は2002年4月15日生まれ、熊本県出身の24歳。2023年にJPBA61期としてプロ入りし、現在はN&K Co., Ltd.に所属、サンブリッジと用品契約を結んでいる。2026年は5月の『Glicoセブンティーンアイス杯第13回プロアマボウリングトーナメント』、9月の『第19回MKチャリティカップ』でも優勝しており、今回のジャパンオープン制覇で今季3勝目、通算7勝目を達成した。

優勝賞金は200万円で、副賞として50万円が贈られた。さらに、決勝ステップラダーでのパーフェクトゲーム達成により、パーフェクト賞100万円も獲得。使用した優勝ボールはHAMMERの『パープルパール ウレタン 78D』と発表されている。

一方、準優勝の宮澤拓哉も大会を通じて高い競技力を示した。マスターズ予選では8ゲーム合計1,965ピン、アベレージ245.62で首位通過。準決勝でも6ゲーム合計1,473ピンを記録して首位を維持した。決勝ラウンドロビンでは藤永に逆転を許したものの、決勝ステップラダーでは齋藤を下し、優勝決定戦でも268点を記録。最後まで優勝争いを繰り広げた。

3位の齋藤大哉は、2009年生まれの17歳で埼玉県出身。アイビーボウル越谷を拠点とするアマチュア選手で、今大会ではマスターズ予選を6位、準決勝を3位で通過。決勝ラウンドロビンでも上位を維持し、決勝ステップラダーへの進出を果たした。最後は宮澤に敗れたものの、プロの強豪選手たちと互角に渡り合い、総合3位とベストアマチュアの両方を獲得した。

男子マスターズの最終順位は以下の通り。

1位:藤永北斗(61期)
2位:宮澤拓哉(61期)
3位:齋藤大哉(アマ)
4位:永野すばる(40期)
5位:江川司(57期)
6位:須田光翼(64期)
7位:村上拓也(45期)
8位:内藤広人(61期)

4位にはJPBA40期の永野すばるが入り、5位には57期の江川司、6位には64期の須田光翼が続いた。7位は45期の村上拓也、8位は61期の内藤広人となった。決勝ラウンドロビン進出者8人のうち、61期の選手が藤永、宮澤、内藤の3人を占め、最終的には同期の藤永と宮澤が優勝を争う結果となった。

また、今大会では藤永のパーフェクトゲームを含め、多くの300点が記録された。藤永の300点は大会10号となり、ジャパンオープンの優勝決定戦で達成された特別な一投として記憶に残るものとなった。

予選7位から準決勝2位、決勝ラウンドロビンで首位へ浮上し、最後は優勝決定戦で300点。藤永は大会が進むにつれて存在感を増し、最高の形でジャパンオープン初優勝を成し遂げた。今季3勝目という結果だけでなく、国内最大級の大会の決勝でパーフェクトゲームを達成したことは、藤永の2026年シーズンを象徴する出来事となった。

4日間にわたって熱戦が繰り広げられたジャパンオープン2026。男子マスターズは、24歳の藤永北斗が同じ61期の宮澤拓哉との激闘を制し、300点という最高のスコアで大会を締めくくった。

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