福島テレビは、福島県国見町在住で61歳のボウラー・鈴木英子にインタビューを行い、その強さの秘密に迫った。取材が行われたのは福島市のオークラボウル。取材陣の前で鈴木さんは華麗なフォームからストライクを連発し、“世界女王”としての実力を存分に見せつけた。
鈴木さんが世界一の座をつかんだのは、10月に米国リノで開催されたIBF世界シニア選手権。女子シニア・マスターズの部で見事優勝し、さらにシングルスでも3位に入る快挙を達成した。インタビューで鈴木さんは「嬉しいんですけど、周りの反応の方が大きくて驚いています。目の前の1投1投に集中していたら、終わったら金メダルでした」と穏やかに振り返った。
ボウリングとの出会いは約40年前。勤めていた工場のボウリング部に誘われたのがきっかけで「正直“抜けられなくなった”という感じ(笑)。まさかここまで続くとは思いませんでした」と笑顔で語る。今ではベストスコア300点のパーフェクトを複数回達成し、地域のボウラー仲間からも「レーンの状況を読む力が本当にすごい」と一目置かれる存在だ。
IBF世界シニア選手権は、世界各国のシニアトップ選手が集う国際大会で、今年の大会では日本代表も活躍。鈴木さんの武器は、レーンの滑りやオイルの変化を瞬時に読み取る鋭い感覚。「できれば2年後の世界大会にもまた日本代表として出場したい。若い選手にも負けずに頑張りたい」と意欲を語った。
約40年のボウリング人生を経てもなお、挑戦への情熱は衰えない。鈴木さんはこれからも、世界の舞台を見据えてレーンに立ち続ける。