父が歴史に刻まれる瞬間…カイル・トループが語った殿堂入りの喜び

カイル・トループ 写真:kyoung/提供:Media Valet

米プロボウラー協会(PBA)の 2026年クラスの『PBA殿堂入り(PBA Hall of Fame Class 2026)』に選出された グッピー・トループ(Guppy Troup) の快挙は、プロボウリング界に大きな感動を巻き起こしている。その喜びは家族にも深く届き、息子である人気プロ カイル・トループ(Kyle Troup)がFacebookに寄せたメッセージは、多くのファンの胸を熱くした。

カイルは投稿で、「昨日のニュースを聞いて、心がいっぱいだ」と綴り、父の殿堂入りを誇らしげに報告した。「父グッピー・トループが 2026年クラスのPBA殿堂入りに選ばれることを誇りに思う」と喜びを表したカイル。さらに「PBAの公式サイトのトップページにこの写真が掲載されているのを見て涙が出た」と胸中を明かした。

幼い頃から周囲の人々に「お気に入りのボウラーは?」「ヒーローは?」と問われるたび、カイルは常に「父だった」と答えてきたという。理由は「ファンに対する姿勢そのもの」にあった。「父はただ自分らしくいることで、僕にたくさんのことを教えてくれた」と感謝を述べる一方で、「もっと伝えたいことがあるけれど、涙が邪魔をして言葉にならない」と、込み上げる思いを言葉に詰まらせた。

また、メッセージの最後には、サポートしてくれたすべての人々、投票してこの快挙を実現させてくれたファンへ感謝の言葉を添えた。「これを可能にしてくれた皆さん、本当にありがとう」と深い感謝を伝えている。

グッピー・トループの殿堂入りは、息子カイルの言葉が示すように、ただの栄誉ではない。家族の絆とボウリング界への情熱が重なった“歴史の証し”として、多くの人々に深い感動を与えている。

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