俳優の沢村一樹(58)が、12月13日放送のTBS系『人生最高レストラン』に出演し、自身の人生においてボウリングが果たした大きな役割を明かした。現在の家族につながる出会いのきっかけが、実はボウリング場にあったという。
沢村は2000年に5歳年下の元モデルの女性と結婚し、3人の息子に恵まれた。家庭を築くまでの道のりを振り返る中で、番組では“ボウリング”という共通の時間が転機になったことが紹介された。
当時、沢村は仲間たちと定期的にボウリングを楽しんでおり、その流れで後に妻となる女性もグループに加わることになったという。現場で会話を重ねるうち、住まいが近所であることが分かり、自然と親近感を覚えていったと語っていた。
実際に一緒にボウリングに行くようになったものの、彼女はプレーが終わるとすぐに帰ってしまい、一般的な“ボウリング後の打ち上げ”には参加しなかったという。沢村は、その姿勢を「ボウリングそのものを大切にしている人だと感じた」と受け止め、そこに強く惹かれたと明かしていた。
ボウリング場で見せた、プレーに集中し余計なことに流されない姿勢は、沢村にとって印象に残るものだったという。スコアや投球に真剣に向き合う姿を通じて、少しずつ相手への関心が深まっていったことが番組内で語られた。
番組では、こうしたエピソードを通じて、ボウリングという場が自然な形で人と人の距離を縮めるきっかけになり得ることが紹介された。特別な演出や言葉がなくとも、同じ空間と時間を共有することで生まれる関係性があることが、沢村の体験談からうかがえた。
こうして生まれた縁は、やがて結婚へとつながり、現在の家族へと続いている。沢村にとってボウリングは、人生の大きな転機となる出会いをもたらした場所として、印象深い思い出の一つとなっているようだ。