ハギットが2年連続受賞!PBA50リージョナル・シニア最優秀選手に

マイケル・ハギット

米プロボウラー協会(PBA)の2025シーズン地域(リージョナル)ツアーで、55歳のシニアプレーヤー、マイケル・ハギット(Michael Haggitt)が大きな成果を挙げた。12月に米ネバダ州リノのナショナル・ボウリング・スタジアムで行われた『PBA50 リージョナル・プレイヤーズ招待大会(PBA50 Regional Players Invitational)』で優勝し、今シーズンを締めくくるとともに、同地区の「シニア・プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」を2年連続で獲得したことが分かった。

52人のトップPBA50リージョナル競技者が集まった大会で、ハギットは予選ブロックこそ20位と出遅れたものの、次第にスコアを伸ばして10位以内に入り、最終的にはマッチプレーのトップシードとして決勝戦へ進出。迎えた決勝戦では、前年優勝者のランディ・ワイスを231-217で下し、大会平均226という好成績でみごと優勝を飾った。

この勝利は、単なるトーナメント制覇にとどまらない意味を持つ。数日前には、中央地区の「シニア年間最優秀選手」タイトルも獲得しており、ポイント制で争われる年間ランキングで2年連続の栄誉を勝ち取った。地域内には多くの実力者がひしめいており、競争は激しいものだったが、ハギットは着実な戦いぶりでポイントを積み重ねた。

シーズン中は思うような成績が出ずに苦しんだ時期もあったというハギットは、「浮き沈みはあるものだ。落ち込んだときはそれを乗り越える方法を見つけるだけ」と振り返った。また、年齢を重ねる中で「自分に疑いが出る瞬間もあるが、それでも戦い続けることが大切だ」と語っている。

今後の課題としてハギットは「体調管理にも力を入れたい」とし、オフシーズンもトレーニングを続ける意向を示した。PBA50リージョナルでの連続受賞は、シニアボウラーとしての実力と経験の深さを改めて示す結果となった。

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