内藤広人、サンブリッジと用品契約。飛躍の一年を経て迎える新たな挑戦

内藤広人 写真:ご本人提供

昨シーズン、『2025コロナワールドカップ(プロボウリング男子新人戦)』優勝をはじめ安定した成績を残し、大きな注目を集めたJPBA男子プロ・内藤広人が、2026シーズンよりサンブリッジと用品契約を結ぶことが発表された。新たなスタートを切るにあたり、Bowling Agent(ボウリング・エージェント)では内藤本人に話を聞き、契約への率直な思いや今後の展望を語ってもらった。

契約が決まった時の心境について、内藤は「どんな動きをするのか、どんな新作が出るのかと、純粋に楽しみな気持ちでした」と笑顔で振り返る。新しい用品を手にすることへの期待感が、その言葉から伝わってくる。

サンブリッジを選んだ理由として挙げたのは、難しいオイルコンディションへの対応力だ。「オイルが難しければ難しいほど、良さを発揮するボールが多いと感じました」。近年、よりシビアさを増すトーナメント環境の中で、大きな武器になると感じているという。

すでに練習では用品を使用しており、その特性にも手応えを感じている。「先の動きがすごく鋭くて、今までスピードを落として曲げていた場面でも、スピードを変えずに対応できそうです」と語る。一方で、「まだ試合で投げていないので分からない部分もありますが、これから少し変わってきそうな感覚はあります」と、冷静に現状を見つめる姿勢も印象的だ。

昨シーズンを振り返ると、「自分でも驚くくらい、良い成績を残し続けることができました」と率直な思いを明かす。「結果が出たことで、自信にもつながりました」。

中でも印象に残っている大会として挙げたのが、吉川高広税理士事務所プレゼンツでのステップラダー進出だ。「初めてステップラダーに残ることができて、ひとつ成長できたと感じました。その経験があってから、1ゲームマッチでも落ち着いて戦えるようになったと思います」。

一方、全日本選手権では「本当にあと少しのところまで来ていた」と悔しさもにじませる。「レーンが合わない時に、どう合わせ切るか、どこまで我慢できるかが課題です」と、さらなるレベルアップを見据えている。

新たな用品契約とともに迎える今シーズンの目標は明確だ。「昨年は何度もチャンスがありながら、レギュラーでの優勝を逃してしまったので、まずはそこを狙いたい」。さらに、「3冠王も、手の届く位置にいると感じています」と高い目標も口にした。最低限の目標としては、「すべての試合で予選通過」を掲げている。

「”日本一は誰?”と聞かれた時や、ジュニアボウラーが好きなプロの話をした時に、自分の名前が挙がるような存在になりたい」。そう語る内藤にとって、サンブリッジとの契約は、次のステージへ進むための大きな一歩となる。

新たなパートナーとともに挑む2026シーズン。内藤広人がどのような戦いを見せるのか、今後の動向に注目が集まる。

ニュースを受け取る