PWBAで活躍するダリア・パヨンクが、自身のFacebookを通じて現在の身体状況とリハビリの過程について率直な思いを明かした。昨年10月、電動スクーター事故により両ひじを骨折する重傷を負って以降、回復と調整を続けてきた中での近況報告となる。
パヨンクは投稿の中で、もともと肘が大きく反り返る「過伸展」の状態だったことに触れ、「骨折を経験してからは、もう以前のようには反らなくなった」と説明する。しかし現在直面しているのは、痛みや可動域そのものよりも、身体と感覚のズレだという。「脳は今でも、かつての過伸展を無意識に期待してしまう。でも、もうその動きは存在しない」と述べ、回復後ならではの違和感を明かした。
そのため、現在は肘用のブレースを着用してプレーしている。パヨンクはこの装具を「セーフティネットのような存在」と表現し、「肘の状態自体は良好で、あとは脳が新しい感覚に追いつくだけ。ブレースはその間の“保険”」と前向きな言葉を添えている。
電動スクーター事故による両ひじ骨折という大きなアクシデントを乗り越え、競技復帰に向けて慎重に歩みを進めてきたパヨンク。現在は、単なる怪我の回復段階を越え、感覚を再構築する繊細なフェーズに入っている。
身体は順調に回復しつつあり、次の課題は「自分の投球を脳に再学習させること」。一歩ずつ確実に前へ進むその姿勢は、多くのボウラーやファンにとっても、大きな共感と励ましを与えるものとなっている。