韓国プロボウリング界の“狭き門”が改めて浮き彫りとなった。KPBA(韓国プロボウリング協会)は1月5日から8日までの3泊4日、京畿道・利川市のMG損害保険研修院で、『2025 韓国プロボウラー選抜戦(男子31期・女子19期)養成教育(研修)』を実施した。
今回の教育に参加できたのは、昨年行われた実技テスト1・2次を通過した者(免除者や前年からの持ち越しを含む)に限られ、男子30人、女子20人の計50人。まず“合格候補”として研修に進む時点で、すでに厳しい選抜を勝ち抜いた精鋭であることが分かる。
日程は徹底しており、初日は生活案内と共同体訓練からスタート。2日目はルール教育に加え、トーナメント参加手続きや協会行政、プロとしての生活に関する講義が行われた。3日目にはさらにルールとレーンプレーの講義が続き、午後には筆記試験と面接を実施。技術だけではなく知識、そして人間性まで含めた総合評価で最終合格が決まる仕組みだ。最終日の4日目は試合へ臨む姿勢やKPBAメディアに関する講義があり、特別講義とともに全日程を終えた。
KPBAはプロボウラーに求められる条件として、競技力だけでなく“模範となる姿勢”を強調している。プロとしてファンやアマチュアの手本であること、そして道徳的にも優れていることが求められるというメッセージは、韓国のボウリング界が実力主義であると同時に、極めて高い規律と責任を背負う世界であることを示している。
なお、今回の養成教育ではユン・ジョンム、ホン・ソンファが最優秀教育賞を受賞。最終合格者は1月第2週に協会公式サイトで発表される予定だ。夢の舞台へ進むための道のりは、想像以上に険しい。韓国プロボウリング界の厳しさは、この4日間に凝縮されていた。