MOTIV(モーティブ)のアメリカ本社が、EVOKE(イヴォーク)シリーズの最新作『EVOKE MAYHEM(イヴォーク・メイヘム)』を正式発表した。米国内での発売日は2月11日。日本での発売日は現時点で未定となっている。
本社は「混沌を受け入れる準備を!」と強い言葉で新作を予告。従来の“ソリッド=早く噛んで手前から強い”という常識だけでは物足りないとして、新たな発想で開発されたボールだという。開発の出発点となったのは、昨年のPBAツアーで圧倒的な存在感を示した『Evoke Hysteria(イヴォーク・ヒステリア)』。その特別な武器となったPropulsion MXV パールカバーをベースに、より強いヒット、より早い読み、そして好評だった奥の動きを両立させることを狙った。
MOTIVのPBAツアーレップを務めるブレット・スパングラー氏は、ヒステリアが昨年“勝ちまくった”ことで次作には大きなプレッシャーがあったと明かす。そのうえで、通常とは逆にパールカバーから逆算してソリッドを作り上げるという、異例のテスト手法を採用した点が特徴だ。
さらにDuramax添加技術を加えることで、表面のダルさ(マット感)を長く保ち、長期間にわたって性能を維持しやすくしたという。結果として、レバレッジ系カバーよりも走りと奥の動きが出つつ、Propulsionパールよりも明確なトラクションを確保する“新しいタイプのソリッド”に仕上がったとしている。
コアには、MOTIVラインで最も調整幅が広いとされるOverload非対称コアを搭載。レイアウト次第でフレア量を増減させやすく、強さが欲しい場面ではより大きなフレア、コントロール重視なら抑えた動きにも対応可能だ。MOTIVはこのEVOKE MAYHEMについて「これまで存在しなかった隙間を埋める1球」と位置づけており、シリーズの新たな主役として注目を集めそうだ。