JPBA堀井春花コラム|io.LEAGUEで感じた“チーム戦の価値”

堀井春花 写真:ご本人提供

皆様、こんにちは。JPBA女子プロボウラーの堀井春花です。今回は、近年大きな注目を集めている『io.LEAGUE』について、実際に参加した立場から感じたことを書いてみたいと思います。

io.LEAGUEが発表された当初、プロによるチーム戦という新しい試みに強い興味を持ちました。2023年のSHOWCASEではチーム大阪に選出いただきましたが、直前に体調を崩し出場を断念。結果的に配信で観戦することとなりましたが、この舞台に立ちたいという思いをより明確にした機会でもありました。

2025年はプロト京都(モデルチーム)として参加し、2026年はピーナッツ千葉の一員として出場しました。加入のきっかけはキャプテンの岩見プロからのお声がけでしたが、モデルチームではない編成の中で戦えることに大きな意義を感じると同時に、チームの一員として結果を求められる責任も強く意識していました。

実際に合流して感じたのは、チームとしての一体感と柔軟なコミュニケーションの重要性です。初日は不安もありましたが、「コンディションに応じて率直に伝えてほしい」という方針のもと、無理のない判断が共有されており、非常に風通しの良い環境でした。こうした雰囲気が、結果的にチームのパフォーマンスを支えていたと感じています。

大会を通して特に印象に残ったのは、最終日のセミファイナルおよびファイナルです。セミファイナルではキングピンズ名古屋と対戦し、不利な条件の中でもチーム全体で流れを引き寄せる展開となりました。重要な場面で確実に結果を出すメンバーの存在は非常に大きく、チーム戦ならではの強さを実感しました。

ピーナッツ千葉 写真:堀井春花ご本人提供

ファイナルではゼクス大阪と対戦し、最終的に準優勝という結果となりました。優勝には届かなかったものの、投球時に背後からチームメンバーの声援を受ける環境は、個人戦とは全く異なる緊張感と責任を伴うものでした。一投で勝敗が左右される局面におけるプレッシャーと、それを乗り越えた際の達成感は、これまでの競技経験の中でも特に印象深いものとなりました。

また、最終日に着用したユニフォームには、チーム8名の似顔絵がデザインされています。キャプテン自らが手がけたもので、チームとしての結束を象徴する存在でもありました。

io.LEAGUEはまだ発展途上のリーグではありますが、プロボウリングにおける新たな価値を提示する取り組みであると感じています。個人競技としての側面が強いボウリングにおいて、チーム戦がもたらす緊張感や一体感は、観る側にとっても新しい魅力となるはずです。

今後どのように進化していくのか、非常に楽しみなリーグです。自身としても、再びこの舞台に立てるよう、日々のトーナメントで結果を積み重ねていきたいと考えています。

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