オーストラリアのボウリング統括団体である『Tenpin Bowling Australia(TBA)』が、ウレタンボールに関する新たな規定を導入した。国際ボウリング連盟(IBF)が発表したルール改定を受け、国内の主要大会に「78Dウレタンルール」を正式に採用することを発表した。
この新ルールでは、TBAのナショナルランキング対象大会で使用されるウレタンボールは、製造時の硬度が最低78Dであることが条件となる。また、競技中には硬度の抜き打ち検査が行われる可能性があり、計測の結果72D未満と判定されたボールは規定違反として大会から排除される。
規定は2026年のランキング大会から適用され、カブルチャーで開催されるKegel QLD Openが最初の対象イベントとなる。さらに2026年シーズンのランキング大会では、各選手が登録できるボールは最大6個までに制限されるほか、競技開始後のボールクリーニングや表面加工(リサーフェス)も禁止される。
なお、この78Dルールはリーグ戦には適用されない。リーグでは従来通り、USBCの承認ボールリストに掲載されたボールであれば使用可能となる。また、ランキング大会以外のトーナメントについては、大会主催者が独自に78D規定を採用するかどうかを決めることができる。
近年、ウレタンボールの使用を巡っては世界的に議論が続いており、各国や団体が競技の公平性やレーンコンディション維持を目的に規定の見直しを進めている。今回のTBAの決定も、国際基準に合わせたルール整備の一環とみられている。