“ストリングは競技にならない”は過去に?AeroPinがUSBC認証取得

フライング・ボウリング

ボウリング設備メーカーの『Flying Bowling(フライング・ボウリング)』は、同社のストリングピンセッター『Aeropin(エアロピン)』が、アメリカの統括団体であるUSBC(United States Bowling Congress)の正式認証を取得したと発表した。

ストリングピンセッターは近年、コスト効率やメンテナンス性の高さから世界的に導入が進んでいる一方、「競技性に欠ける」といった課題も指摘されてきた。こうした中、エアロピンはUSBCの厳格なテストをクリアし、公式競技での使用が認められる“ゴールドスタンダード”に到達したことになる。

認証試験では、ピンの挙動や反発性能など複数の項目が検証され、複雑なスペア配置においても100%の再現性を記録するなど、高い精度を示した。また、ストリング長を最適化することで、従来のフリーフォール方式に近い自然なピンアクションを実現している。

さらに、エアロピンはボールリターン速度の向上や、モジュール設計によるメンテナンス効率の改善など、運営面でのメリットも備えている。これにより、ボウリング場の収益性向上や運営負担の軽減にも寄与する次世代システムとして注目されている。

なお、このエアロピンは、2025年11月26日から28日に東京ビッグサイト東展示棟で開催された「レジャー&アウトドアジャパン2025」でも紹介されており、日本国内でもすでに関係者の間で関心を集めていた技術の一つだ。

ストリングピンセッターは、2023年からUSBCによって独立した競技カテゴリーとして認証が進められており、今後は競技用設備としての普及がさらに加速する可能性がある。

今回のエアロピンの認証取得は、ストリング方式に対する評価を大きく変える契機となる可能性があり、ボウリング業界全体の技術革新にも影響を与えそうだ。

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