近藤菜帆、敗者ゾーンから奇跡のUSBC Queens決勝へ!寺下の仇討ち成功

近藤菜帆 写真:ご本人提供

女子ボウリング界最高峰メジャー『2026 USBC Queens』で、近藤菜帆(ALSOK株式会社)が驚異の快進撃を見せている。敗者側トーナメントへ回りながらも、世界トップクラスを次々と撃破し、ファイナルに近づいている。

USBC Queensは、予選15ゲーム終了後、上位63名+前年優勝者によるダブルイリミネーション方式のマッチプレーを実施。1度敗れても即敗退とはならず、“敗者ゾーン”へ回り、そこから勝ち続ければ決勝進出の可能性が残される極限のサバイバル形式となっている。

近藤は決勝トーナメント2回戦でジリアン・マーティンに敗れ、敗者側へ回る苦しい展開となった。しかし、そこから驚異的な巻き返しを見せる。

まずは元Queens王者でもある世界的スター、ケリー・クリックを撃破。さらにアドリエンヌ・ヘアにも勝利し、生き残りを続けた。そして最大の注目となったのが、ヴェリティ・クロウリーとの再戦だった。

クロウリーは、前日に寺下智香を667-612で破った世界的トップスター。PWBAタイトル2勝を誇るイングランド代表であり、USBC Queensでも優勝候補の一人として注目されていた。

その強敵に対し、近藤は序盤から冷静なゲーム運びを披露。3ゲームトータル628-565で勝利し、寺下の“仇”を討つ形となった。

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日本勢が苦しんだ世界最高峰メジャーで、近藤が敗者側から奇跡の快進撃を見せている。

USBC Queensの敗者ゾーンは、一度でも負ければ即終了となる極限のプレッシャーの中で連勝を重ねなければならない過酷な戦い。そこを勝ち抜き、世界トップクラスを次々に倒してきた近藤の快進撃は、今大会でも屈指のサプライズとなっている。

トーナメントの続きは現地時間5月18日に開催予定。敗者ゾーンから這い上がった近藤菜帆が、世界最高峰メジャーでどこまで歴史を塗り替えるのか。日本ボウリング界の期待が一気に高まっている。

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