1950年代建設の老舗ボウリング場が全焼。地域唯一のセンターに衝撃

テラスレーン ボウリング センター

カナダ・ブリティッシュコロンビア州テラスで、長年地域に親しまれてきた歴史あるボウリング場『テラスレーン ボウリング センター』が火災により全焼した。現地時間5月21日未明に発生した火事では建物全体が炎に包まれ、施設は“全損”と判断されている。

火災は午前4時半ごろに発生。テラス消防局とソーンヒル消防局が出動し消火活動を行ったが、建物の大部分は崩壊し、内部設備も壊滅的な被害を受けたという。なお、人的被害は確認されていない。

テラスレーン ボウリング センターは、地域唯一のボウリング場として長年営業を続けてきた施設。地元では世代を超えて親しまれており、約70年近い歴史を持つボウリングセンターとして知られていた。

現地メディアの取材に対し、オーナーのテレサ・モファット氏は「地域に大きな穴が空いてしまう」とコメント。雨の日には特に多くの人が訪れる“地域のレクリエーション施設”だったと語り、突然の喪失に悲しみを滲ませた。

また、再建については現時点で未定としており、設備だけでも莫大な費用が必要になるという。レーン設備や機械システム、ピンやボールなど、ボウリング場運営には高額な設備投資が必要であることも明かしている。

テラスレーン ボウリング センターが入っていた建物は、1950年代初頭に建設された歴史的施設。戦時中の余剰施設を活用して建てられた建築でもあり、地域の歴史を象徴する建物のひとつでもあった。

近年、北米では老舗ボウリング場の閉鎖や取り壊しが相次いでいる。その中で今回の火災は、単なる施設消失ではなく、“地域コミュニティの象徴”を失う出来事として大きな衝撃を与えている。

長年にわたり地域ボウラーたちを支えてきたテラスレーン ボウリング センター。その突然の消失に、現地ボウリングコミュニティは深い悲しみに包まれている。

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