STORMが、ボウリングのデータ分析を新たなステージへ進めようとしている。同社は新たにF5 Bowlingとのパートナーシップを発表し、投球データを詳細に計測できるシステムを公開した。新技術は6月27日から7月1日に開催されたInternational Bowl Expoで披露され、来場者から大きな注目を集めた。
STORMは公式Facebookで、「F5 Bowlingと提携し、重要な投球データを提供する。スピード、回転数、回転軸を一投ごとに計測できる」と発表。近年、ボウリング界で進むデータ分析の流れに、本格的に参入する姿勢を打ち出した。
F5 Bowling最大の特徴は、小型センサーをボールのフィンガーホール(指穴)に装着するだけで計測できる点だ。ボールを加工したり内部へ組み込んだりする必要はなく、着脱も簡単。システムはボールの中心位置を自動認識し、ボールスピード、回転数、軸回転、軸傾きなどを一投ごとに記録し、専用アプリで確認できる。
さらに、取得したデータはクラウド上に保存され、練習履歴の管理や投球の比較分析も可能。プロボウラーやコーチだけでなく、自身の投球を数値で把握したい一般ボウラーにとっても、有力な分析ツールとなりそうだ。
近年はボール内部へセンサーを取り付ける製品など、ボウリングのデータ分析技術が急速に進化している。その中で世界的ボールメーカーのSTORMがF5 Bowlingと提携したことは、データを活用したボール選択やフォーム分析が、今後さらに身近になる可能性を示す動きと言える。新たなテクノロジーが、ボウリングの上達方法や練習スタイルを大きく変えていくかもしれない。