PBA男子トッププロのカイル・トループが、32歳で亡くなったジェイコブ・バターフさんのセレブレーション・オブ・ライフに参加し、親しい仲間との早すぎる別れへの思いを自身のFacebookに綴った。
セレブレーション・オブ・ライフとは、亡くなった人の死を悲しむだけではなく、その人が歩んだ人生や残した思い出を振り返り、家族や友人、親しい人々とともに称える追悼の場を指す。日本でいう偲ぶ会やお別れの会に近い意味を持つ。
トループは会に参加した後、「今日、みんなを見守りながら、ジェイコブも自分のセレブレーション・オブ・ライフをきっと喜んでいたと思う」と投稿。一人の人を愛し、その人から人生のどこかで影響を受けた人々が同じ場所に集まることについて、「特別なこと」と表現した。
会場では、バターフさんとのさまざまな思い出が語られたという。トループは、人々がエピソードを共有しながら笑い、そして悲しむ姿に耳を傾けることができたのは喜びだったと振り返っている。多くの人が同じ場所に集まった光景からも、バターフさんがいかに周囲から愛されていたかが伝わってくる。
そして最後には、仲間内で親しまれていた『バターズ』という愛称を使い、「愛しているよ、バターズ。これからもずっと寂しく思うし、決して忘れない」と、亡き友へメッセージを送った。
バターフさんはPBAツアー通算8勝を挙げ、2019年にはメジャー大会のUSBCマスターズを制覇。米国代表として国際大会でも活躍し、独創的な左投げのフォームでも世界中のボウリングファンに強烈な印象を残した。
その一方で、訃報後にボウリング界から寄せられた追悼の言葉では、タイトルや記録だけではなく、その人柄を惜しむ声が相次いだ。今回トループが伝えた、笑いと悲しみを分かち合いながら多くの人が思い出を語ったという光景も、バターフさんがレーンの外でも多くの人に愛されていたことを物語っている。
なお、バターフさんの死因をめぐっては、心臓発作だったとする情報が一部で広がっているものの、現時点で正式な死因は発表されていない。確認されていない情報については、公式な発表と区別して扱う必要がある。
世界最高峰の舞台で戦ったトッププロであると同時に、『バターズ』の愛称で仲間たちから親しまれたバターフさん。多くの人々が一堂に会し、笑い、涙を流しながらその人生を振り返った時間は、彼が多くの人の心に残したものの大きさを改めて感じさせるものとなった。