衝撃のTV決勝300から始まった一年!ブランドン・ボンタがPBA最優秀新人賞

ブランダン・ボンタ 写真:nohughes@pba.com/提供:Media Valet 

PBAは9月26日、ブランダン・ボンタが2026年の『Harry Golden PBA Rookie of the Year(PBA最優秀新人賞)』に選出されたことを発表した。23歳のボンタはPBAメンバーとメディアによる投票で58.78%を獲得し、デビューシーズンの新人王に輝いた。

新人王候補にはボンタのほか、アレックス・ホートン、スペンサー・ロバージ、オースティン・グラマーがノミネート。『PBA Tournament of Champions』を含む2勝を挙げたホートンが32.97%で投票2位となった。ロバージも2タイトル、グラマーも1タイトルを獲得しており、4人のルーキーが合計6タイトルを手にするPBAツアー史上最多勝の新人世代となった。

その中で新人王をつかんだボンタの2026年シーズンは、衝撃的な形で始まった。シーズン開幕戦でありメジャー大会の『PBA Players Championship』に出場すると、4番シードからTV決勝ステップラダーを勝ち上がった。

ボンタは大学時代のチームメイトでもあるロバージを破ると、メジャー複数勝を誇るイェスパー・スベンソン、さらにグラハム・ファッチを撃破。優勝決定戦では、当時PBA最優秀選手賞を3年連続で受賞していたEJタケットと対戦した。

その大舞台でボンタが叩き出したのは「300」だった。12球すべてをストライクとし、PBA史上36回目となるTV決勝でのパーフェクトゲームを達成。プロとして最初のトーナメントで、メジャータイトルをパーフェクトゲームによって獲得するという強烈なデビューを飾った。

PBAのピート・マレーCEOも、初のプロトーナメントでEJタケットを300で破ってPlayers Championshipを制したことだけでも、ボンタのキャリアを象徴する出来事になると評価。そこに新人王が加わったことで、特別なシーズンになったとのコメントを発表している。

そしてボンタの評価を決定づけたのは、開幕戦の優勝だけではなかった。シーズンを通して18,023ポイントを獲得し、新人では1位、PBAツアー全体でも3位。獲得賞金も16万3,800ドルでツアー全体3位に入り、前年に大学時代のチームメイト、ライアン・バーンズが樹立した新人シーズンの獲得賞金記録を更新した。

メジャーでも高い安定感を見せ、出場した4大会で優勝、6位、5位、7位。U.S. Openではプレトーナメント・クオリファイアーを突破できなかったものの、シーズンを通して5度のTV決勝進出、トップ10入り6回、トップ25入り9回を記録した。

17のタイトルイベントで11度賞金を獲得し、333ゲームのAVGは223.56。メジャーでの鮮烈な300だけではなく、年間を通した成績でも新人トップクラスを大きく超え、PBA全体の上位に食い込むシーズンとなった。

「Harry Golden PBA Rookie of the Year」は、1983年にPBA殿堂入りした伝説的なPBAツアー・トーナメントディレクター、ハリー“グース”ゴールデンの名を冠した新人賞。2025年のライアン・バーンズに続き、2026年はボンタがその栄誉を手にした。

開幕戦のメジャーでEJタケットを相手にパーフェクトゲームを達成し、シーズンを通してポイント、賞金ともにツアー全体3位。史上屈指の新人シーズンを送ったブランダン・ボンタが、2026年PBAルーキー・オブ・ザ・イヤーという新たなタイトルをそのキャリアに加えた。

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