韓国女子プロボウリング(KPBA)のイ・ソンミ(16期、チーム・リトルコマキンパ)が10月2日、金泉ボウリング場で行われた「2026 金泉カップ女子プロボウリング大会」で、デビュー初優勝を飾った。プロ4年目の左投げボウラーが、TVファイナルで4連勝を飾る快進撃で頂点まで駆け上がった。
決勝では、男女を通じて最多となる通算16勝を誇るチェ・ヒョンスク(6期、チームPNBウチャン)と対戦。イ・ソンミは第1フレームを8本スペアでスタートすると、第2フレームから3連続ストライクを奪って主導権を握った。一方のチェ・ヒョンスクは第2、第4フレームでスペアミスを喫し、序盤から点差が広がった。
イ・ソンミはその後も大きなミスなくゲームを進め、第10フレームには勝利を決定づけるターキー。225-169と56ピン差をつけ、初めて進出したTVファイナルで念願の初タイトルを手にした。
この日のイ・ソンミは、ファイナル最初のゲームから勢いに乗っていた。5、6位決定戦ではストライク10個を奪って275をマークし、キム・ヒョミの238、キム・ウンオクの192を上回った。続く4位決定戦では、2大会連続優勝を狙ったキム・ユミンを209-188で撃破。3位決定戦でも同じチーム・リトルコマキンパに所属するイ・ヘヨンを206-158で退け、決勝まで勝ち上がった。
初のファイナルで4試合を戦い抜いたイ・ソンミは、「優勝はまったく予想していなかった。デビューして初めてのファイナルだったので、大きな期待はしていなかった」と振り返った。出場選手の中で自身だけが左投げだったことも有利に働いたと分析しながら、試合が進むにつれて変化するレーンに対し、落ち着いてラインを調整できたことが結果につながったと語った。
さらに「初優勝したという実感がまだない。今回の優勝をきっかけに、これからも安定して良い成績を残していきたい」と今後への意欲を示した。
一方、団体戦ではチーム・エボナイトのユン・ヒヨ、ユ・ソンヒ、ユ・ヒョニが優勝し、今季4勝目を記録した。決勝では団体戦初優勝を狙ったチームDHハイテックを190-182で逆転。3位決定戦ではチームDHハイテックがチームPNBウチャンを231-215で下している。
プロ4年目でつかんだ初のTVファイナル。その舞台で275のビッグゲームから始まる4連勝を飾り、最後は歴代最多16勝の実力者を56ピン差で撃破した。左腕イ・ソンミにとって、金泉カップはプロキャリアの大きな転機となる大会となった。